リュカの日記

2009年12月27日(日)

今日は午前2時半頃に目が醒めた。
4.5時間くらい眠っただろうか。
やっぱりすぐにあの話がぶり返してきて、ずっと頭から離れない。
被害者の子が今どうなっているのか、加害者の鬼畜野郎が今どうなっているのか。
あの話は本当に嘘なのか、それとも現実の話なのか。
それが気になって気になって気になって気になって仕方がない。
今まで自分が、どれだけそういう事に対して斜に構えるというか、真正面から受け止めないよう逸らしてきたのかよく分かる。
これらの現実をもし本当にまともに受け止めていたのなら、以前のように冷淡に認識し、普段から意識の外に逸らし続ける事なんて出来ようはずもないのだから。
現在午前4時04分。
メッセの子の知り合いの強力な霊能力を持った少年に、この件について真偽を尋ねてもらうよう、頼んでみる事にした。
以前、俺の直接の知り合いの霊能者の人に尋ねたところ、「この話は全部作り話です。どうやったら本当っぽく見せられるか考えながら書いたみたい」と言っていた。
でも、その話に寄せられた数々のコメントから、それらの出来事に関わる証言らしきものがチラホラ目だって、とてもその人が本当の事を言っているとも思えない。
また、以前メッセの子を襲った、俺もよく知るショタコン野郎について。
その人は、「そんな人間は最初から存在してないから」と言った。
それは明らかに嘘である事がすぐ判る。
どうも、俺を安心させるよう気遣って、意識的に嘘をついたんだろうな、と思う。
そちらが嘘だったので、今俺を苛むその話についても「嘘をついている可能性」が色濃くなって・・・
なので、メッセの子の知り合いの霊能者の子にも、真偽を確かめるよう頼んでくれるよう頼みたい。

現在午前5時12分。
淡々と単調作業を繰り返しながら、心の痛みをかみ締めていた。
ふと、この苦痛の中に「自分に成れた」みたいな感じの安堵感を覚えてしまう。
俺がきつい出来事を正面から直視しなくなり、この苦痛から逃れるようになったのは、一体何年前からだろう。
何だか、本来の自分を少し取り戻せたみたいな気持ちになって、不謹慎な安らぎみたいなものを感じてしまう・・・

メモリを増設してから、ゲーム内に露天を放置したまま別窓で好きな事が出来るようになった。
以前外人の知り合いからススメられた「恋空」という映画を途中まで観ていた。
外人の方が日本人の俺より日本のアニメや映画に詳しい。
映画の中で、主人公の女がDQNな連中に拉致されてレイプされる、という事件が起きる。
その主人公女はそれで凄くふさぎ込んで落ち込んで。
俺が聞いたあの話の男の子は、こんな女なんかより何百倍も、それこそ取り返しがつかないほどの事をされてる。
何日も何日も、何十回も、何十人もから・・・・
女が一回レイプされてこれだけ落ち込み、じゃあその男の子は一体どれだけ、と。
なんかもう、悔しくて涙が止まらなくなってきた。
このやり場のない気持ちを、一体どうしたらいいんだろうか。


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リュカ

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