リュカの日記

2009年07月10日(金)

2chのオカルト板で「因果応報」に関するスレッドを読んでいた。
その中で、こんな書き込みを見つける。

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153 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/06/17(水) 04:37:05 ID:4t53dPleO
ふと思ったんだけど
例えば、ある人を殺害した加害者が、いずれ苦しんで死んだとすると
因果応報って事になるかも知れないけど、差し引きゼロだよね。
相手を苦しめた分だけ加害者が苦しんでも、べつに損はしていない。
で、落ち度もないのに苦しめられて殺害された被害者は損しただけで、生き返る訳でもない。

加害者に罰が下るのは当然としても、やっぱり被害者は救済されないから、
因果応報ってなんだか中途半端な気がしてしまう。
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本当にその通りだと思う・・
何も悪い事をしてないのに、下劣な連中に目をつけられて地獄のような仕打ちを延々と受けさせられ続けてしまう幼く綺麗で純粋な少年。
俺も、そういう話を今まで沢山見聞きしてきた。
たとえその下劣な連中が報いを受けてどんな目に合わされてしまったとしても、その子が受けた仕打ちが「無かった事」には撒き戻らない。時間は絶対戻らない。
何も悪い事なんてしていないのに、ただそうした連中の目に止まってしまったというそれだけで、本来なら知る必要も体験する必要もない陰惨な目に遭わされ続けて。
一体どこに救いがあるんだろう。
スレッドの中には、たまに「元加害者だ」という人間が、「自分は因果応報を受けて不幸な人生を歩んでる。まさに自業自得だと思う。自分は被害者に刺されてもいいから、せめて自分が今までに被害を与えてきた人たちの今後の幸せを願うばかりです」みたいな事を書いていた。
それを受け、スレッドの住人達は「そう思えるようになって偉い」とか「もうあなたは因果から解放された」なんて事を書き綴っている。
確かに、そんな酷い事を繰り返しておきながら悪びれる風もなくヘラヘラとのうのうと生き続けているようなクズ共と比べればずっと立派だと言えるのかもしれない。そんな連中と比べたらはるかにマシだと俺でも思う。
でも、あくまでただ「マシ」なだけ。
それでもやっぱり、被害を受けた子が救われるとは思わないし、その子が受け続けてきた体験はどこからも、その子の中からも無くならない。
何故その子はそんな目に遭わなければならなかったのか。
そんな目に遭わされた事に関して、その子は一体どこで帳尻みたいなものを受け取れるのか。
こういうやりきれない、理不尽さみたいなものを指して「救済されない」と表現したんだろうけど、スレッドを読んでいて悔しいような悲しいようなたまらない気持ちになってしまった。
それこそ、そいつが刺されたくらいじゃ全然巻き返しになんてならないし、そいつがどんな目に遭ったとしても結局そいつ自身のプラマイゼロで終始するのだ。
「最高」で加害者にとってのプラマイゼロ。
それさえ無いケース、加害者が何の報いも受けずにヘラヘラと生き続けるケースの方が大半なのだ。
そいつが報いを受けても受けなくても、結局その子が受けた謂れの無い仕打ちの数々はチャラにはならない。
本当にやりきれなくてたまらない・・・

昨日からの徹夜明け。
オカルト板で「洒落怖」やら「ほん怖」やら「家系にまつわるオカルト」やらで朝まで色んなエピソードを読み漁っていた。
午前11時くらいに眠りに就いて、午後19時頃に目が醒めた。
やっと体からも疲れが抜けてきた感じだ。
明日はコンビニの面接。
現在午後23時08分。


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リュカ

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