リュカの日記

2009年06月24日(水)

一睡もせずに働いてきた。
仕事中、そういう少年をレイプした連中の事がずっと頭に浮かび続けてたまらなかった。
憎悪というか殺意というか、ドロドロとした感情がずっと胸の中に渦巻いていて、周りの人間誰彼構わずぶっ殺してやりたいような気持ちに憑かれ続けた。
同じ派遣の中に、宮崎勤みたいなジジイが居た。
最低でも45歳は過ぎているようなメタボ親父で、髪は汚い長髪だ。
見るからにロリコンかショタコンで、一人でずっとニヤニヤしている。
俺らが荷物を仕分けている時も、一人だけ住みの方で、既に俺らによって積み立てられた荷物の山をチェックしながら、やたら舌足らずな喋り方で「これはあってるw」「これはよしw」みたいにずっとぶつぶつ言い続けていて。
別にてめえがチェックしたから何だっての?そもそもてめえが見ても分からねえだろ?誰がてめえにそんな作業を任命したよ?
あと、壁に立てかけられている細長い荷物を一つ一つ覗き込みながら、数センチ移動させる。
また別の荷物を覗き込み、数センチ移動させる。
全く意味の無い作業。
「自分は重要な仕事に真剣に取り組んでいるんだ!」と装いつつ、サボっているのだ。
こいつに限らずこういう奴はたまにいる。
やらなきゃならない作業が進行している傍らで、全く意味の無い作業をさも「自分は一生懸命やっているんだ」みたいな主張を込めて繰り返す奴。
しかもこいつ、俺が荷物を運んでる通り道でそれをするからすげえ邪魔なの。
本当にイライラさせられた。
家に着いたのが午前0時過ぎだった。
派遣先に居る時、派遣会社から電話が入った。
「明日選挙活動のバイトに入れないか?」との事。
俺も仕事が全くなかったので二つ返事でOKを出した。
なので今日も朝から出なければならないのだが、現地が俺の家からかなり離れている。
しかも時給は800円。しかも労働時間はたったの2時間。
これじゃ時給が500円ちょっとだ。
ジュースくらい飲むだろうし、実質的にゲット出来る金額は1000円以下に。
1000円ちょっとの為に今日1日を潰す事になるのか・・・
酷すぎる。
因みに、家に帰ってから15分くらいしか眠っていない。
現在午前5時54分。
一昨日の夜から殆ど睡眠取ってねえじゃん。
何故だか、今は疲れが麻痺している感じになっているけれど。
いっその事このまま過労死してしまいたい。

手持ちの金が無かったので、コンビニで金を下ろした。
おかげで210円取られてしまった。
それから電車に乗って、某市に赴く。
電車賃込みで700円ほど使う事になる。
駅で、市役所までの行き方を聞く。
すると、バスに乗らないと辿り着けない、と言われてしまう。
仕方が無いのでバスに乗る。
片道200円。ここまでで900円ほど。
しかし、一向に目的地に到着しない。
痺れを切らし、車掌に聞く。
どうやら、俺が乗るバスを間違えてしまっていたらしい。
別のバスに乗り換えなければならないので、これでもう200円必要になってしまった。
目的地に辿り着くまで1100円、更に帰りのバスも含めて1300円。
更に悪い事に、乗り間違えで時間をロスしている間にバイトに遅刻してしまう事になる。
派遣先に連絡を入れておく。
これで、本来なら実働時間2時間で1600円だったのが、実働時間1.5時間で1200円になってしまう。
行き帰りに使うコストが1300円。
これで、働いて帰ってもマイナス100円。
「こちらからお金を払って働かせて頂く」
こういう形になってしまう。
もし現金引き出しとバスの乗り間違えのロスが無く、2時間ちゃんと働いていたとしても、時給350円という事になる。
そもそも、バスが必要だっただなんて聞かされていなかった。
何て酷い派遣会社なんだろう。
「もうこのまま帰ろうかな・・・」なんて思ったりもした。
でも、せめて少しでも今日の赤字を埋めないとと、結局働きに行く事にした。
市役所に付き、受付で説明をする。
すると「7階に行ってください」と言われる。
なので7階に行く。
7階で同じ説明をすると、「それやったら地下に行って右曲がって真っ直ぐいかなあかんわ」と言われる。
何だこれ。
これが俗に言うたらいまわしってやつなのだろうか。
言われた通りに進むのだが、道を間違えてしまったのか変な場所に辿り着く。とりあえず、その事務室みたいなところに入り、事情を説明。
すると、そこの人が俺の目的地先に電話で取り次いでくれる事になった。
「今ちょっとうちの方に〜のバイトで学生みたいな子が来とおねんけど」と。
今朝は余裕が無くてヒゲすら剃っていなかったのに、最低でも5学年は若く見られているという事になる。
やっぱりおかしい。
もちろん若く見られるのはとても嬉しい事なのだが、少なくとも俺には俺が年齢相応以上に見える。
俺は今現在の自分自身の容姿について、普通に28歳以上、それどころか30歳以上に見られてもおかしくないくらい老け込んできているように認識している。
昔から感じ続けていた事だけど、やっぱり俺自身の目に見えているものと、周りの人間の目から見えているものの間には何か大きな歪みのようなものがあるんじゃないか、と思えてしまう。
高校生の頃にも何度か小学生だと思われた事があるのだが、俺は線が細い訳でも無いし、ましてや小柄な訳でも全然無い。
既に二次成長も終えていたし、当時の写真を見てみても「子」と表現する事すらおこがましいような「男」が写っているだけだ。
ショタコンとしての美意識や願望がそういうオーラみたいなものを作っているのか、それとも俺に憑いている守護霊がそういう幼い系の子で俺自身そのものをも若く見せてしまっているのか。
昔から本当にこれが不思議だ。
とりあえず、無事会議室みたいなところに辿り着き、説明を受ける。
どうやら今日はただの説明会で、本当のバイトはまた後日にあるとの事だった。
もちろん、俺はかなり遅れて途中から入ったので、何が何だか全く訳が分からない。
それに加えて、かなりの寝不足のせいか、頭も全く働かなくて、途中から聞き始めた説明内容について思考してみる事さえ出来ない。
途中「ここまでの質問で分からない事がある人は手をあげてください」と言われ、何人かが手を挙げて質問をし出したので、俺も「遅れてしまって、何をしたらいいのか分からないんですけど」と発言してみる。
すると、会場には派遣会社の人も着ていて、その人が「ちゃんとうちの方で説明するから」と言ってくれた。
そして説明会が終わり、派遣先ではなく派遣会社の人から「何か分からない事がある人は残ってください。答えていきます」と言い出す。
殆どはそのまま会場を後にしたけど、俺はそのまま残ってた。
「うちの方で説明するといったけど、どういう風に教えてくれるのか」という事を聞いておきたかったから。
俺以外にも残った人間が何人か居たので、俺は遠慮をして他の質問者のやり取りが全て終わった後で派遣会社の人に質問をする事にした。
やはり、遅刻をしてしまった事で後ろめたいものがあったから。
俺と同じスタッフ数人がその派遣社員に質問をしている横で、同じくスタッフのババア二人が大きな声で話しを始める。
「遅刻した人が居る場合ってやっぱりその人はハンデを負うべきだと思う。だって、そのせいでちゃんとした時間に来たうちらがこれだけ時間を食わされてるんだから、そのまま同じ扱いになるっていうのは不公平」「ねー?」と。
俺にも丸聞こえなのだが、やはり俺の事を言っているのか?わざわざ俺に聞かせる為に?
それとも、それは単に俺の勘違いで、それは今回の説明会の事についてではなく、選挙当日に遅刻者が出た場合の事について語っているのだろうか?
自分の事を言われているかもしれないなと、俺は話続けるババア共の顔面を穴が開くほど凝視し続ける。ババアと何度も目が合うが、その度にすぐにもう一人のババアに向き直って『遅刻者』について語り続けるそのババア。
聞いてみたい。
「それってもしかして俺の事言ってるんですか?」と。
でも勘違いだったら嫌だよな、と。
そうこうしているうちに、ババア二匹もその派遣社員になにやら質問をして、そしてその場を離れていった。
完全にタイミングを逃してしまった。
やっぱり早くババアに聞けば良かった。
もしも俺の事を言っているのだとしたら、そのババア共の言い分は完全におかしい事になる。全く理屈が通っていない。
例えば、仮にもし「俺の事言ってるんですか?」と問い、ババアが「そうや」と答えたとしたら、俺はこう返してやれる。
「えっと、俺は遅刻したけど、説明会は俺が遅刻したという事を全く意にも介さず、普通に進行してましたよね?俺が途中から入った事によって説明が中断された訳でも無ければ、それによってあなた達が受けた説明が再度繰り返された訳でも無い。それどころか、役員の人は俺が遅刻をした事すら知りませんでしたよね?そして、解散が言い渡された後あなた方がここに残っているのは単にあなた方がこの派遣社員さんに質問を持っているからであって、どこにも俺の影響は含まれて居ない。俺がただ一人迷惑をかけた人間が居るとしたら、これから俺に同じ事を説明しなければならないこの社員さん一人。事実、俺は質問者の列にさえ並んでいない。もし俺のせいであなたに何らかの迷惑が掛かったというのなら、どこでどう迷惑がかかったのか今この場で説明して下さい。俺のためにどんな風に時間を潰されたのかも教えてください。なあなあ、あんたらみたいな人間って口実らしいもの見つけたら、変な言いがかり吹っかけて他人をいびるの大好きなん?」と、こんな感じで切り返せたはず。
でも「ちゃんと来た私達」「時間を食わされた」等、ババアの言い分は過去形だ。
やっぱり、俺の事を言っているのに間違い無かった。
問い詰めてやればよかった・・・
他のスタッフ全員が居なくなってから、俺は俺の質問を派遣社員に投げかける。
すると、「今日受けた説明は大体冊子に書いてあるからそれを読めば大丈夫」との事。
また、「今回の場合は、バス代もちゃんと至急される」という事。
また、「選挙本番では一万円をゆうに超える給料が貰える」旨を教えてもらった。
昨日いきなり電話で「〜の市役所に行くように」と言われた来ただけで、ぶっちゃけ今日がバイトではなく説明会で、研修と本番が別にある事すら俺は知らなかった。
いい加減な派遣会社だから、ここはそういう会社なのだと割り切っていたところもあったけど。
とりあえず安心出来た。
どうやら、今回はクーラーが効いた部屋での仕事らしい。
その派遣社員にお礼を言って、家に帰った。
現在午後13時58分。
まだまだ起きていられそうな気がするけど、実際は一昨日の夜から15分程度しか眠っていないんだよな。
鏡を見ると、以上に顔色が悪くなっている。
でも、しんどいっていう自覚が沸かない。
とりあえず横になろう。


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