今日は午前2時前に目が醒めた。
午前中のうちにバイトの面接に行ってきた。
面接会場がとても分かりにくい建物で、俺はそれっぽい建物の前で配達業者っぽい人に「〜というのはここですか？」と確認を取ったのだが、その人と言うのが恐らく俺の同級生。
中学の終わり頃から俺が引きこもりになるまでよく一緒に遊んでいた奴とそっくりだった。
声をかけた瞬間「あれ、見た事あるな」と思ったのだが、声を聴いてみると声までそっくり。かなり変わった声の持ち主なので、ほぼ間違い無いと思う。
向こうも俺に気づいていたのか、かなりぎこちない感じで「多分それはここだと思います」みたいな感じで教えてくれた。
10代の頃は常に傲慢で絶対に他人に敬語を使わないような、また後半ヤクザとつるみ出した奴だったので(そいつがヤクザと遊び出した時点で俺はそいつを避け始めた)、俺は今頃そいつもヤクザにでもなって死んでたりするんだろうななんて思っていたのに、そのギャップにかなり驚く。
今日はそのまま他人として別れたけれど、向こうもなんだかぎこちなかったし、多分本人。
面接の合否は明日知らされるのだが、もし受かったらまた顔を合わせる事になるのかな(その建物の請負っぽい感じだったし)。
何にしろ、どのような知り合いであれ、俺は昔の知り合いとはもう出来るだけ接触を持ちたく無いんだけどな。
現在午後12時56分。

タバコを買いに外に出た時、あるワゴン車が目に止まる。
何とはなしにワゴン車の中を覗き見て、運転手と目が合った。
運転手は、俺が中学の頃に好きだった子にそっくりだった。
しかも、中には赤ん坊が1人と2〜4歳くらいの子供が2人、更に助手席には奥さんらしき女が乗ってた。
運転手は16〜18歳に見えたけど、俺が好きだった子が成長したらこんな感じになってたろうな、という感じ。
あの子ももう25歳か。何だか信じられない気持ちになるな。
ただの他人の空似、他人の空似と思っていたけど、家に帰った後もずっとどこかで引きずっていて。
他人の空似でも十分嫌だが、もしも当人だったとしたら・・・
何よりショックだったのが、その子が結婚してしまい、子供まで作ってしまっているという事。それも複数・・・
ただの他人、見間違いであって欲しいな・・・
それにしても何なんだ今日は。
昔の知り合い(だと思われる)人間に続々遭遇。
何なんだ。
不思議な事が起きたとか、そんな事はどうでもいい。
ただ、好きだった子がどういう人生を送っていくのか、そんなの意識すらしたくなかった・・・
現在午後18時55分。