リュカの日記

2003年06月13日(金)

午前9時台に目が覚めたのだが、すぐにまた眠ってしまって1時限目の中国語に遅刻してしまった。
中国語の授業が行われている教室に入り、出席表に名前を書き込んだ直後に「はい、今日の授業はここまで」みたいな事を先生が言った。
だから授業は全く受けていない。
今日は雨が降っていたので2時限目の体育は体育館で行われた。
梅雨のせいか、体育館の中はとてもジメジメしていた。
そんなジメジメした中で1時間以上もフットサルをした。
汗ダクになってかなり気持ち悪かった。
途中で息も切れてきてバテバテになった。
授業が終わってから家に帰った。
体重を量ってみると1キロ減っていた。
家に帰ってからはデッサンの授業の続きを描いた。
今日はデッサンで初めてモチーフに映る光を描いてみた。
今までは光を描くのがとても難しいように思えていたし描き方も分からなかったので、光を描いたことはなかった。
どうやったら光をつける事ができるのか、と考えてみた。
まず光っている部分を最初に鉛筆で薄く塗ってから、その周りを濃く塗りつぶしてみた。
そしたらそれが上手くいって本当に光が当たっているように見えた。
途中まで描いて、続きは今度描くことにしよう。
今日は帰ってから他に何もすることがなかった。
自分の性癖のせいもあって、若い時間を無駄に過ごさなければならないのがとても虚しい。
漠然と色々なプレッシャーがかかってしまって今日はなんだかとても息苦しくかった。
部屋にいるだけで苦しい感じがした。こういった気分の時にふと死にたくなったりするんだろうな。
とりあえず気持ちを落ち着けるためにコーヒーを入れて、この前借りてきた「スターウォーズ エピソード2」を見てみることにした。
途中で何か甘い物が食べたくなったので、コンビニに行ってチョコレートを買ってきた。
こんなもの食べたらせっかく落ちてくれた体重がまた元に戻ってしまう、と思ったのだが、やはり間食は辞められない。
精神的に少し満たされた気分になるからだろうか。
どうせショタだし体重落としても関係ないな、と思ってチョコを食べた。
案の定コーヒーとチョコレートで体重が元に戻ってしまった。
メガビを見てみると、中年の固定が俺の写真を勝手に貼っている事に気づいた。
名無し煽りが発生しているのを勝手に俺の仕業だと決め付けて言いたい放題言っていた。
他にもムカつく奴が何人かいた。
この気分をどう発散するべきか、と思っていたところ、弟が「一緒にテレビゲームしよう」と誘ってきた。
普段は全くゲームに関心を持っていない奴なのに、今日は自分の金で中古でテニスのゲームを買ってきたらしい。
珍しいこともあるものだ、と思って一緒にゲームをする事にした。
久しぶりに弟と話をした。
「そろそろ髪切ったほうがええんちゃう?かなり長くなってるし」と言われた。
「今までずっと部活や学校やバイトで髪の長さ制限されてたしな。一回伸ばしてみたい」
「ただ伸ばせばいいってもんでもないやろ。オタクみたいになるで」
「黒髪で伸ばしたらそうなるな」
「髪染めたら?」
「今までずっと黒髪の奴がいきなり髪染めたら絶対[うわ。何あいつ〜、茶髪デビュー?]って感じになるやろ?染めてみたいけどそんなんなったら嫌やしな」
「元々金髪とか茶髪とか染めまくってたからええやん」
「そんなもん周りの連中知らんって。絶対変な目で見られるわ」
そのまま数十分ゲームを続けた。
他人と普通の会話をしたのも数ヶ月ぶりだった。
少しスッキリした気分になって、いつの間にかさっきまでの怒りや息苦しさもどこかへ消えてしまっていた。


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リュカ

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