囁き
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2006年06月18日(日) 憂鬱

 明日が憂鬱。サザエさん症候群もわかる気がするね…

 休みが明ければ、何かある。続きがある。続く。何もかも。それが人生。明日にはきっと何かある。それが、苦痛でしかない人間だっている。

 俺にとって、続くことが苦痛。良きにしろ、悪きにしろ。だって永久に続くことなんてないんだから。何だって、終わりがあり、続いていく。終末があり、元始がある。表裏一体。いつ、終わることが出来る?

 死すらもそうならば…そう考えると、僕は消えることが出来ない。すべてが表裏一体ならば…?

 この思考もそう。死と生が表裏一体になっている。死にたくないから生きる。生きたくないから死を望む。その狭間に誰もがいるんだ。

 良い事が続くことも、悪いことが続くことも、いつかは終わりがある。そして、次がある。ならば…なにも僕らは知ることが出来ない。なぜなら、続いていくことの中でしか、ものを考えることが出来ないから。落ち着いて考えるなんて言葉は、ないのかもしれない。それすら、続き。足を止めることすら、続きなのだから。


 そんなことを考えながら眠る。明日があって、昨日がある。過去があって、未来がある。いつまでもとまらないメビウスの輪。円周率。人生はπと同じ?

 らっきょうを剥くサルの話と同じなだけかもしれないな。


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