囁き
DiaryINDEXpastwill


2005年03月13日(日) 電話

 少し前に、電話が来た。古い友人・・・完全に堕ちていた僕を、引っ張りあげてくれた女性。姉貴って呼んでる、そんな関係。
 仕事、やめたって。クビになったってさ。理由は・・・彼氏がいなくなって、仕事にならなくなったから。金もなく、携帯電話も止まってる。

 死ぬ気でいたらしい。ビルの上まで行って・・・やめた。彼氏がいないと、駄目なんだって、泣いてた。よりを戻したくても、駄目だったって。
 あいつも、病気なんだよな。けど、生きようとしてる。発作的に死を選ぼうとするけどさ。多分、大丈夫だと思う。来週、新しい仕事の面接あるっていってたし。昔、僕が死のうとしたときに、止めたのはあいつだった。驚くほどの弱さと、信じられないほどの強さを併せ持ってる。だからこそ、姉だと言うんだけどね。

 けどね・・・不安だよ。似てるから・・・弟だから、わかる。逆を言えば、発作的に死の感情が高まって、生よりもそれが上回れば・・・容赦なく、逝く。ほかのこととか、残された人とか、考えた上で。それをすべて理解した上で、死ぬ。
 だから、安心は出来ないんだ。確実に生きるとは、いえないから。

 けど、さ・・・姉貴。あんたが死んでも、僕は泣けないかもしれないよ。多分、それを知ることさえ、だいぶ過ぎてだからだろう。せめて、繋がるようになってからにしてくれないか?『君と話せたから、死んでもいいや』なんて、最後に言い放たないで、さ・・・


beyond number |MAIL

My追加