囁き
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2005年02月05日(土) 友人に送ったメール

『件名:いきなりすまん。愚痴。

本文:ばあさんが倒れた。脳の血管に血が詰まったみたいだけど、脳梗塞ではなく、命に別状はないらしい。ただ、舌がもつれてちゃんと話せない様
……家を継ぐ話、早めにしたほうがいいんだろうな。なんだかんだ言ってもかなりの高齢だし、いつどうなるかわからない。
どうなるかはわからないけど、親に言うつもり。継ぐ話はどうする?早めた方がいいんじゃないかって

そう考えて、怖くなった。別に、継ぐのが怖いんじゃない。僕なんかが継いで大丈夫なんだろうか?落ちこぼれの劣等生がね
それでも、僕なんかでも出来ることがあるならやりたい。そう思ってる。けど……怖いのは、責任なんだろう。期待なんだろう。自信がない。まともな自信なんて、正面から向かえるような、普通うの正しい自信なんて持ち合わせてない。
バカだよな。まだ本決まりにもなってないのに。ばあさんがいらないっていう可能性も多大にあるのに。なにを無駄に悩んでる?なにをするのかすら、完全にはわかってない
けど、聞けなかった。聞けば、話がどう進むかわからなかったから。まだ、僕には早いんだろうか。せめて、もう少し時間があれば……大学を卒業したあとなら……変わらないかな
けど、ばあさんには、往くときには安心して往ってほしい。
僕はひどい息子。ひどい孫だったと思う。少なくとも、親やばあさんが安心してまかせられるような、そんな人間じゃない……なかったんだ

いきなりすまん。誰かにぶつけたくなった……
一晩休めば少しは落ち着くと思う。ごめんね。
おやすみ』



 読んでのとおり。眠れずに、友人に携帯で告白したメール。どうにか、自分で処理しようとは思ってたんだけど・・・一人暮らしもしてるわけだし、人に頼らずにいたかったんだ。けど、ね。眠れずに思わず・・・


 あ〜あ。情けね。


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