囁き
DiaryINDEX|past|will
| 2004年11月29日(月) |
久しぶりの出会いは・・・ |
11/29。今年も尾崎さんの誕生日。大学の仕事で忙しかったけど、それでも少し顔出したよ。
初めてあの場所に来てからもう8年。15のガキだった僕も、もう23歳。あのころからの知り合いとあって、時間の流れの速さに笑ってた。 それでも、変わったね。古参と呼ばれる人たちは来なくなり、新しい人が増えた。今回は、中学、高校生もいた。みんな、座ってただひき、聞いているようにしか見えなかった。仲がいいグループに固まってね。昔は、そんなことなかったんだけどね。初めて会う人とも、騒いだ。同じ人を好きだから。同じ人にあこがれ、尊敬しているから。同じ人を愛していたからこそ。
そのときの人たちもいたけど、少なかった。まぁ、僕が遅くきたっていうこともあったけどね。中には、もう何年も会ってない人もいた。みんな、元気だったよ。笑ってた。今、僕が大学に通ってるって聞いて、驚いてたよ。むかしの僕を知ってるからね。大丈夫かとか、ちゃんとやれてるかとか、色々聞かれたよ。大丈夫、あのころよりは、強くなれてるよ。 弱さを悟ったから。今でも弱い。だからこそ、僕は強くなれたんだ。弱いから、考える。常に悩み、探し、疑い、求め、選択し、生きる。その弱さこそが、僕の強さ。根本的には何も変わっちゃいないさ。
途中、抜け出してある場所に行ってみた。僕にとって、最も思い出深い場所のひとつの、その中のひとつ。相棒と二人、語り合った場所。ねっころがって、曇り始めた夜空を見つめてた。なんだろう、物悲しさに似た、寂しさに似た感情に、胸が押しつぶされそうになる。今でも、顔をしっかりと思い出せる。自分でも気持ち悪いけどね(笑)。たぶん、彼女以上に近しい存在になる人は、いないだろう。それほどに、似た過去を持っていた相棒。右にビル、左に街路樹。そんな場所で、たくさんの悩みを吐き出しあい、語り合った。 会えるなら会いたいけどね。でも、ただ笑ってくれていればそれでいい。そう思いながら、寝っ転がって煙草をふかしてた。あのときのことを思いだし、胸がつぶれそうになりながら。 もう何年もたつ。相棒だけじゃない。たくさんの人と出会い、語り明かし、別れてきた。そのときの僕は、まだガキだった。今、僕はあの時にあこがれ、尊敬し、しかられ、やさしく見守ってきてくれたみんなと同じくらいの年齢になってる。そう気づいて、苦笑した。今の僕をあのときの僕が見たら、どう思うんだろうか?同じように、尊敬や憧れをもつのだろうか?
体を起こし、煙草を消す。戻ろうかと思い、もう一本だけ煙草に火をつける。同い年で、似た過去を持っていた相棒。僕の弱さを知り、強さを見てくれていた彼女の笑い顔が浮かぶ。あのときの記憶が甦る。
あぁ、そうか。何で胸がつぶされそうなのかが、やっとわかったよ。初恋を思い出したときに似てるんだ。照れ臭さと、苦笑いと、喜びと、悲しみと。そのときの僕にしかわからないけど、そのときもわからなかったけど、もしかすれば恋心も。 苦笑いがこぼれた。何を青臭いことを。けど、悪い気持ちじゃない。寂しさはあったけど・・・今は、一人がいい。一人きりが、心地よかった。
久しぶりの友人。久しぶりの記憶。それは、僕に力をくれた。まだ、僕はいける。走れるよ。
|