囁き
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僕の生きる道の特別編みたいのがやったんね。それに、親戚でてたん・・・
僕の家、長い医者の家系さ。それが、そうじゃないのは僕だけといっても過言ではないだろうね。妹もそうなんだけど・・・それでも、僕は、母方で唯一本家の血を引いた男なんだ。そっちは、数百年の間、医者を続けていた。それを、僕は断ち切るつもりでいる。 ただね、医者として出ていたその親戚だけではなく、多くの親戚が、医者なんだ。先生なんだ。それを、思い出したっていうか・・・本来僕はね、劣等感の塊なんだ。医者になれずにいる、落ちこぼれ。大学生になっただけで、安心されている。 僕だってね、医者になりたくなかったわけじゃないんだ。憧れはあっても・・・できなかった。なりたくもないとも思ってるけどね。微妙な気持ちなんだよ。 みんなはね、それでいいっていってくれる。僕も、それでいいと思う。僕を、僕だからこそ、必要としてくれる人もいる。
けどね、やっぱり、長い歴史を背負うのは、怖いんだ。自分で決めたことであってもね。それが、こんな落ちこぼれなんだ。多分、誰にもわからないことなんだろうね。そんなことは、たくさんあるよ。痛い・・・もんだよ。ばあさんが死んだら、継がなきゃいけないかもしれない。その重さ。継ごうと決めた。自分で決めたからこそ、ね。600年の重さを背負うことを決めたときから、劣等感にさいなまれる。
ぼくは、なにをすればいい?
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