260円

朝→恐ろしく寒い→あったかい烏龍茶を買おうと思う。サのつくやつ。→財布を取り出そうと思う。→所持金を思い出す。→260円→諦める。

昼→お腹をすかせている。→昼食を買おうと思う。→セブンイレブンのエビプリプリバーガーを食べたいと思う。→手にとる。→レジに並ぶ。→財布を取り出す。→260円→用事を思い出したかのような小芝居→そっと列から離脱。

帰りがけ→お腹をすかせている。→寂しい気持ち→甘いものが食べたい。→ポッキーに新しいのが出ている→当然チェックだと思う→手にとろうと考えてしまう→考えた自分を呪う→260円→電車で不貞寝。

帰宅→お腹がすいている→寂しいを通り越して不条理な怒りが→夕食の席について両手に箸を持つ→変なテンション→一人チャンバラごっこ→母親激怒→貧しい子どもたちの話→「食事を粗末にするんじゃありません」→「はいお母さん」→出てきたおかずはカキフライとからあげ→カキフライとからあげだけは、土下座してでも食べない→食べられないのだ→脱力な気持ち→コンビニで何か買おうか思う→思った事を激しく後悔する→さらに精神ダメージ。


今に至る。
2003年01月15日(水)

にんにきニキニキ / 志野