きみは向こう岸川を挟んで向こう岸音も上げずしぶきも上げずにさらさら流れる水面にきみの表情は映らないぼくはこっち側川を挟んでこっち側呼び止める勇気も渡る勇気も持たないままいま別れを告げるきみの表情すら知らないまま