ごうごうとわめきながらやってきた風が電線を揺らして鳥を追いかけて茶色に染まった葉っぱをそぎ落とす雲は砕かれて恥ずかしそうに青い空が顔を出した明日も晴れる舞い降りる冷たい空気がそういってるけれど 外で遊ぶ方法を僕は知らない人形を片手に暗くなり始める空のふちを 窓の内側から眺めている