2004年02月18日(水) もう少し遠くまで
 

知っている

見上げた空がこの上なく高いこと
この先のコンクリートが一部はげていること
あのビルの3階のはしっこの窓からネコが外を見ていること
そのネコたちを愛しているおばあさんがいること

君が
いつもそれらを眺めて歩いていたこと

いまはまだ、君のぬくもりを見つけるたびに
胸が痛くなる
もう少し時間はかかりそうだけど

いつか
いつか
きっといつか

私の中から
君が消えてしまうその日まで
遠くへ





↑エンピツ投票ボタン

my追加
いつも読みに来てくれてありがとう。
※マイエンピツは告知しないに設定しています。