知っている見上げた空がこの上なく高いことこの先のコンクリートが一部はげていることあのビルの3階のはしっこの窓からネコが外を見ていることそのネコたちを愛しているおばあさんがいること君がいつもそれらを眺めて歩いていたこといまはまだ、君のぬくもりを見つけるたびに胸が痛くなるもう少し時間はかかりそうだけどいつかいつかきっといつか私の中から君が消えてしまうその日まで遠くへ