たとえば、見慣れた空でも雲でも風の走るただの道でも君が隣にいる と思うだけでなぜだろうこんなにも形に残しておきたくなるその風景ひとつひとつを形に残して大切に宝箱にしまっておくことはできないのだけれど全てを記憶の底にひとかけらでも残せるようまぶたの裏にそっと焼き付けておこうふとしたときにふたりで思い出しては優しく優しく撫でれますように