Makkie!の日記
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2005年04月29日(金) 「北斗の拳」再読

「北斗の拳」
誰もが知っている伝説の漫画だ。
アニメ化もされ、その暴力描写でPTAからボコられたこともあった。

その絵は、かつて手塚治虫を苦しませた劇画の真骨頂を感じる。
全てのコマがデッサンのように描かれており、構図やコマ割りは、かつて無く斬新。

人物や武具、馬などの大きさの表現が極限までデフォルメされる。
老人の三倍もの背丈もあるモヒカンキャラが人々を襲うと、
その背丈と同じ蹄の大きさを持つ馬に潰される。

さらにそのストーリーも「正義対悪」型のアメリカ映画のようなわかり易さも備えつつ、
人物設定は深く、回顧シーンが物語の二割を占める。
星座や、雲、風、山などといった自然を登場人物に重ねていく。

近年、漫画が画像データ化され、パソコンで読むことができる。
どこかの親切なおバカが、ネット上にばら撒いてくれており、拝読が可能なのだが、
これまたどっかの親切極まりない御バカ様が、わざわざご丁寧に、グロ画像をページに挟み込んで
いらっしゃるので、真剣になって読んでいると、クリックしてページをめくった瞬間、いきなり
奇形児やら頭の吹き飛んだ死体やらレイプ後に撲殺の写真やらが画面を覆うのです。

ば、バカ、写真は見たくないるれ・・・!


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