Makkie!の日記
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フラミ当日。 心配された雨は静まりつつあった。 天気予報では午後には回復するという。 俺は早朝、相棒IXYを持ち外に出た。
雨雲の切れ間から少しだけ覗く真っ青な空、 その隙間から現れた太陽の光は低く棚引いた雨雲にあたり、 様々な場所に虹を描いては消え、描いては消えていた。
それは、本当に不思議な風景だった。
高さの異なる雲が、大気圏に鮮やかな模様を描き、 一瞬にして消え、一瞬にして浮かび、を、この大地で繰り返していた。
各地から続々と集まるロードスター。 FM ROCK’stationから流れる音楽と MAD NEWSに耳を傾けながら、仲間とのひと時を過ごす。
そして、メイン・イヴェント 富良野の大地を数十台のRSが一列に連なり、パレードする。 対向車はその光景にみな驚愕する。呆然とする者。気がふれたように喜ぶ者。 驚愕するのは当たり前である。自分達でさえ、驚愕しているのである。
大空と大地と仲間から元気を貰い、明日からまた生きてやるか。
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