NANAが載ってるcookieの最新号を立ち読みしてきた。
もう!…もう!!
矢沢あいさんの漫画の中で「天使なんかじゃない」がめちゃめちゃ好きで、何が好きかって言ったらあの幸せな感じと未来が想像できる感じが好きだったのです。ドリームズカムトゥルーの初期の曲と似たようなピースフルな感じ。あれが好き。
ところがよう!NANAはそうじゃないじゃん!どうしようもない人生を抱えて生きなくちゃいけない若き男女の苦悩がそこにはあるじゃん!ああー ダメだ。「どうしようもなさ」を描かれれるとわたしはもうダメだ。
「あの人はわたしの幸せをどう思っているんだろう」とか「わたしはあの人の幸せを受け止められるだろうか」とか。ある程度大人にならないとわからんじゃないですかそういうことって!
精神状態とは無関係に流れていく日常。どうしようもない現実をなんとかしていなして、抱え込むか流すかして日常に溶け込まなくちゃいけない自分。そういう苦悩って、みんな感じているものの作品化されちゃうとそういう作品に出会った時電流が流れてなんか猛烈にそわそわするじゃないですか!
そういうのを、メジャーにしてしまった矢沢あいさんって 矢沢あいさんって ラブ!つうか女子高生とか中学生とか、小娘が読んで共感出来るような漫画じゃないからな!絶対大人になってもう1回読め!お姉さんと約束ね!
わたしはNANAの連載初回は主人公と同じ年齢で高校生活を送って、20歳になった時期も近かったのに既に来年年女でNANAの20歳時代を遠くに見る…っていう微妙な年代にいるので、思い入れも半端無いですよ。半端ないですよ。婚約指輪はカルティエのダイヤモンドリングにしたいですよ。絶対に。