３月中旬に、父が家の中で転んで、家具の角で頭打った。目の上がすっぱり切れて大出血。５針くらい縫ったそうだ。

　しかしその後、どうも変（母談）。元々良くなかった足が極端に悪くなり、食欲もがた落ち。更に言葉がうまくしゃべれなくなってしまった。この頃、わしも２回ばかり父と話しているが、いまいち呂律が回ってなかったり微妙に的外れなことを言ったりしていて、「なんか変」だった。

　ということで、連休明けの先週金曜日に、近所の開業医の紹介で、大きい病院へＭＲＩやりに行った。夕方４時の予約で行ったそうだが、撮った３０分後には、「すぐ手術しろ〜！」と言うことでその近くの大学病院に運ばれて７時過ぎには手術室に入っていたそうだ。

　病名は、慢性硬膜下血腫。

　わしが母から連絡をもらったのは、６時過ぎ。幸い、仕事が早く上がって帰りがけだったんで、そのまま病院へ直行した。１時間半くらいかかったけど。
　結局、手術は２時間ほどかかった。頭蓋骨にドリルで（！）穴あけて血を排出する、と母は聞かされたそうだ（汗）。なぁんじゃそりゃー、と思ったが、後でググってみたら極一般的な治療法だった。……しかし、空けた穴どうやって塞ぐんだろう。空けっぱなしって訳にはいかないよなー？

　しかし、術後の回復はめざましい。手術直後に面会できたのだが、術前は黄疸出てんじゃないかと疑っていた肌の色が普通に戻っていた。入れ歯がなかった所為で、言ってることは殆どわからなかったけど。（というか、ソレを全て聞き取って返事もしていた母ちゃんすげえ。）翌日見舞いに行ったときには、転ぶ前と同様にしゃべっていたし。聞くところによると、昨日今日は、母にわがまま言いまくっていたそうである。すっかり元通りだな（笑）。
　ただ、１ヶ月以上ほとんど動いてなかった所為か、全身の筋肉が衰えてしまっていて、リハビリが大変そうである。

　ところで手術翌日、見舞いに行った帰りに、妹と二人で病院近くの神田明神へ快癒祈願に行った。ご祭神は大黒様と恵比寿様と将門様なんだが……とりあえず、将門様が除災厄除の神様だから、大外れではないだろうと云うことで。
　で、全く知らずに行ったんだが、丁度神田祭だった。幸い、神輿宮入前日だったんでそんなに混んでなかったが。

　と云うわけで、撮った写真↓

新瀬