最終日は、観光バスで六甲山、その後北野異人館街。

　だがしかし。

　ものすごい、霧。ケーブルカーの駅付近で既に濃霧の中。当然、六甲山も真っ白。せっかくビューポイントで食事だったのに、神戸の町が見えるどころか視界ゼロだった。がっくり。
　まあ、霧とか雨は自然現象なので文句言っても始まらない（言って晴れるものなら言うが）のだが、ホテルランチがね〜。せっかく味付けや盛りつけは良いのに、食器を暖めてないもんだから、あっという間に冷めちゃう。最初から最後まで、徹底して食器が冷たかった。ホットコーヒーも、供された時点でぬるくなってたし。……てことで、昼食は１００点満点で３０点。

　その後、新神戸で観光バスと別れ、異人館街へ。それぞれに風情があって良かったし、見所たくさんで満足したのだが。ちょっと坂道やら階段やらが急だったんで、父にはきつかったかなあ。足が弱い人用に、急坂には手すりをつけて貰えませんか観光協会さん。……でも、それなりに楽しんでいたようだし、今回はいいか。
　しかーし。一カ所だけ。とある異人館前のチケット売り場のオバサン。いやもう、ババアって呼んじゃうよ。こっちが観光客だと思ってなめてんだろ。いかにして金をむしり取るかしか考えてないのが見え見えなんだよ。何で、中を見る気もない建物の入館料まで払わなきゃならないんだ。しかも、高い方のチケット売りつけるのに失敗した途端、「変な奴」よばわり。バリむかつく。ちょーむかつく。キルサイン出してやろうかと思ったぞ。
　まあ、今後異人館街に行くことがあっても、あの辺りだけは二度と行かないけどな（怒）。

　で、いくつか洋館を見て回った後、コインロッカーに預けてあった荷物を取り出して新神戸駅へ。駅弁買って新幹線で帰ってきたのだった。

　全体的に、疲れたけど楽しい旅行だったな、と。

新瀬