わし日記(たわごと)
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2003年10月17日(金) 煌きのダイヤモンド展その他。(長文)

 ちゅー訳で。
 例によって行ってきやした、東京国立博物館。半分は、表慶館の中を見たいっちゅーのが目的だったりするんだがだが。

 きんきんきらきらゆーひがしずむ〜♪ とか思わず歌いたくなっちゃったくらい、キンキラだった。ここまでダイヤが大量にあると、有り難みも何にもなくなっちゃうなー。逆に、時々使われているルビーとかサファイアの方が貴重品に見えちゃったり。しかし、各所に警備員が居るあたりで、お高い宝石の集大成なのだなーと実感させられたりして(んなことで実感すな)。
 しかし、16世紀位って、まだカット技術が発達してなかったそーで、確かに粒はでかいんだけども輝きがイマイチ。というか、ちょっとくすんで見えるのは、時間が経っているからなのかカットの所為なのか良くわかんなかったりして。デザインも、オシャレと言うよりは、ごてごてとした感じで何だか成金趣味な世界。この頃は、いかにたくさん貴石を持っているかがステータスだったとは云え、ねえ。
 でもまあ、4連リヴィエールネックレスはちょっと凄かったな。作らせたヒトの財力もだけど。時価幾らなんだろー。……てゆか、こーいうのを個人で持つなよー(-_-)。ある所にはあるのねん。
 で、今のジュエリーっぽくなったのは、ナポレオン以降、ショーメとかカルティエとか、今でも有名なデザイナーが出てきてからなのな。まあ、細工の技術が上がったってゆーのもあると思うが。
 しかし、目の保養を通り越して、何だかお腹いっぱいになってしまった。しばらく宝石は結構です、って感じ。……でも、図録は買っちゃったのだった(^_^;
 そういえば、今回は、観客の9割が女性だったなー。でもって、残り1割の男性の内更に9割は、奥さんとか彼女とかに連れられてきている風だったりしたし(笑)。自発的に来ていた男性は、全体の1%弱って感じだったな。

 そして、ついで(?)に、特別公開されていた松林図屏風(長谷川等伯作)を見る。ゴージャスな世界から、一気に侘び寂の極致へ。あー、何だか落ち着くー。さっきとは違う意味で目の保養。ごちそーさま。

 で。帰る道すがら、上野公園内で「ヘブンアーティストTOKYO」なるものをやっていたので見てきた。
 ヘブンアーティストというのは、東京都公認の大道芸人のことだ。道交法だか何だか知らないが、日本では、道ばたで人の集まるような事は基本やっちゃイカンもんだそーだ。でもそれでは、せっかく芸術の域にまで行った大道芸が廃れてしまう、ちゅー訳で許可制にした、そーである。(10へぇ)
 まあそれはともかく、丁度通り道にあった所で、ジャグリングとバナナの叩き売りと人間銅像をちょろちょろっと見物。人間銅像やってたヒトにお金をあげたら(大道芸だからね)、投げキッスしてくれた。えへへ〜(*^^*ゞ
 それと、肌の露出部分を全て銀色に塗り、ロボットのよーな動きで歩いていたおにーさんは、学校帰りらしい小学生にたかられて、大変な目に遭っていた……。見ていてH○NDAのCM思い出しちゃったよ。地下鉄の出入り口から上がってきたASIMOを子供たちが追いかけてくやつ。子供って、基本的にあーいうのが好きなのな。しかしまあ、大道芸も大変だ。
 何事も、生半可な覚悟じゃ大成しないって事やね。


今日の天気:晴
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新瀬