チケットをいただいたので、上野に行った。

　まずは、国立科学博物館、通称「かはく」である。特別企画展「光を楽しむ」を見た。他はパス。いやだって、その他を見ちゃうと１日が終わっちゃうと言うか１日たっても終わらないからさー。
　しかし、行った日がちょっち良くなかったかも。なんかちょうど、どっかの服飾系の学生によるファッションショーが企画展の一部として開催されてたんだけど、それに出るらしい女の子達が、通路で騒ぐわ走るわ進路妨害するわ。ついには、警備員に怒られていた。展示物見て、はしゃいだりしてるのは、この博物館の性格上許せるが、全然関係ないところで騒ぐなっつの(--#)。……なので、当然、ファッションショーは無視したさ。
　で、肝心の展示内容だが。最初の、万華鏡が出色。惜しむらくは、手で持ってグルグル回せなかったこと。まあ、芸術作品だから、万が一落っことして壊しちゃったら大変、ってことなんだろうけど。万華鏡って、模様が変わるのを楽しむものだと思うんだけどなー。
　LEDを使って、残像アニメーションを作るというヤツは、いくら見てても残像が見えない上に目が痛くなっちゃったぜ(^_^;
　ついでに、今年のノーベル賞受賞者２名に関する展示も見学。すごいぞスーパーカミオカンデ。そして、２人が小中学生を想定して書いたらしい色紙のコピーをもらってしまった。

　さて、続いて東京国立博物館。「パキスタン・ガンダーラ」と「インド・マトゥラー」の両彫刻展である。何で２つに分かれているのかは謎。政治的なんちゃらってヤツかー？
　内容は、双方とも仏像中心。南アジアの仏像を見ていつも思うんだが、筋骨隆々だったり立派なヒゲ蓄えてたりする仏陀って、やっぱ何か変。たぶん、その頃のその辺りの格好いい男性像が元になってるんだとは思うが。……ってことは、当時のイケメンか？！　うーむ。しかし、目の保養になるような、わし好みのハンサムさんはいらっさらなかった。残念（ってそーゆー問題かっ）。
　売店で売ってたサリーに心惹かれたが、買っても使いようがないと言うか、サリーの巻き方知らないから使えない。他に何か使い道はないかと考えてみたが、思いつかず購入を断念。
　なので代わりに（？）ミュージアムショップでマンモスの牙製根付けを購入。縁起物なんで、白蛇さ。

　帰り、上野公園を横切る公道に焼き芋売りが。もうそんな季節なんだな〜、と見ていたら、外国人観光客が焼き芋屋の写真取りまくってた。そーか、欧米には石焼き芋屋って無いかー。
　さらに彼らは、その向こうでホームレスに炊き出ししていたキリスト教関係者の写真も撮りまくっていた。
　……珍しいのか……？

新瀬