わし日記(たわごと)
目次過去未来最新


2001年12月01日(土) 聖徳太子展

 at東京都美術館を見てきた。
 飛鳥時代の仏像やら廃寺からの発掘物やら、聖徳太子信仰の像やら絵やら絵巻物やらがずら〜っと並んでいて、それなりに見栄えがしたが、やはり目玉は菩薩半跏思惟像だろう。あれをね〜。真後ろや真横から見る機会なんか、滅多にないぞ〜ん。
 おかげさまで、あの美人さんの背中や横顔をたんのーしちゃったぜぃ。光背の軸が竹を模した細工になっているのも初めて知ったし。
 しかし、皆様正面からご覧になってオラレルのに、一人で後ろや横から『でへへっ(はあと)』と言う顔で見ているわし。当然のように、守衛さんに怪訝そうな顔で見られちった。いーじゃんかよう。作った人だって、あそこまできちんと彫ったんだから、後ろからも見て欲しいと思うぞ。
 だが、聖徳太子の伝記の、「2才で南無阿弥陀仏と唱えた」とか「仏法について講釈たれたら、空から蓮華が舞い落ちてきて地面から化仏がわいてきた」とか「寺建てたら瑞雲が出た」とかゆーのは、やめれ。頭良くってカリスマばりばりだったかもしらんが、どう考えても、フツーの人間だろう……。

 その後、東京国立博物館へ。期間限定で展示されている、「鳥獣人物戯画」甲巻を見る為だ。何だかんだで今まで現物見そこなってたんだよ。
 ちなみに甲巻には、かの有名な兎と蛙の相撲の場面がある。……でも、蛙ととっくんでる兎……どう見ても首が真後ろ向いてるんだけど。首の骨折れてないかっ?!
 そして、ミュージアムショップ襲撃。新商品として出たという、埴輪ぬいぐるみを見る為だ。踊る人2種と、犬と馬の埴輪が、ぬいぐるみとなっていた。
 で……思ったより出来が良いんで……つい、馬を買っちゃった(爆)。はにーと呼んでかわいがってあげやう。


今日の天気:晴時々曇
My追加


新瀬