明け方３時。ものすごい腹痛で目が覚めた。真剣に救急車を呼ぼうかと思ったくらいだった。しかし、４時過ぎに、痛いけど、うとうと眠れるくらいに治まった。しかし、横になっているより座っている方、座っているより立っている方が楽な腹痛っていったい。
　そこで、夜が明けて９時少し前、台風の迫る中を近所の医者へ。会社はもちろん休んださー。電話したら、八高線沿線に住んでいる、現在の仕事のパートナーＫさんも、もちろん休みだった。ごめん、取引先担当のＯさん。明日頑張るから許してたもれ。
　結果は、謎（なんじゃそりゃーっ）。場所的に腎炎も疑われたのだが、尿検で異常なし。白血球が増えていないので、盲腸系の炎症でもないらしい。たぶん（！）腸炎の酷いのだろうと云うことで、整腸剤を飲んで様子を見ようと云うことになった。うーむ。
　そして、会計して薬貰ったのが、１１時３０分。……待合室のテレビでは、「ただ今東京２３区に中心があると思われます」とアナウンスが。外はもちろん暴風雨。うーむ。
　落ち着くまで待たせてもらおうかとも思ったが、同じように考えたらしいお年寄りで、既に待合室満杯状態。家もそんなに遠くないし、いいか、とそのまま外へ。

　甘かった。

　傘役立たず。胸から上は何とか濡れずに住んだが、わずか３分間で全身びしょびしょ。
　玄関のたたきでサンダルと靴下を脱ぎ、カバンもそこに置いて、持ってたタオルハンカチで足の裏拭いて風呂場へゴー。そこで濡れたもの全部脱いで、足拭きマットで改めて足をぬぐい、雑巾で歩いてきた廊下を拭きながら玄関へ引き返す。そしてカバン(キャンバス地)をざっと拭いて、これは足拭きマットの上に置いておくことにする。結局、下着も含めて、衣装総取っ替え。うーむ。

　その後、冷凍お握りをチンして食べ、貰った薬飲んで寝る。痛み止めも混ざっている所為か、その後、明け方眠れなかった分の睡眠が取れた。
　そして目が覚めたら、晴れていた……。ちくそー。何だか損した気分だぞ。

新瀬