彼氏じゃない人とのエッチ

2006年10月14日(土) リアルな。その9

あわわ…

思わず声に出して、うれしいはずなのに体を離そうとしてしまう。
こんな突然の出来事、想像していなかったから。
でも思いの外強い力で抱きしめられていて、体は離れなかった。


「酔った勢いで、とか言いたくない…言われたくない」



「そんなこと言うわけないよ」
私と同じ事考えていてくれたことが嬉しくて、宙ぶらりんだった両手に力を入れて、彼の背中に手を回す。



「んーーと、でもシャワー浴びてくるw」
と笑いながら言う彼。

「うん」
背中にまわした手をほどいて、立ち上がる彼を見上げながら、これから起こる出来事に胸が苦しくなる私だった。


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