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ぼちぼち近況報告。
御堂しのぶ



 徳島2日目

朝8時にホテルをチェックアウトして遍路開始。朝の山寺は空気がすがすがしい!


だいにちじ!
ここのお寺は古い設備をきれいに清掃して整えてあり、更に色々なところに丁寧な手書きの説明が添えてあったりもして心づくしを感じました。


江戸時代に奉納された西国三十三観音。


おびんずる様の頭を撫でてから自分の体を触るとその部分が良くなるという言い伝え。おびんずる様の体の赤さは修行で生命力が高まっている証拠だそうです。うん、それにしても赤すぎるよね…

次は

じぞーじ!


境内が広くてきれい。
経木にひしゃくで水をかけると水琴窟から鈴のような音が響くという地蔵尊が素敵でした。

次は

あんらくじ!(境内撮影禁止のため外から山門のみ)
中には茅葺き屋根の立派な堂や金銀の泉など見所いろいろありました。

そしてついに私達の八十八ケ所ラストとなったのは

七番札所、じゅーらくじ!
順番めちゃめちゃに回ったので七番が最後というよくわからないことになりましたが、これで納経帳も御影も全部揃ったので壮観でした。

ここのお寺の像は何故かみな風車を持っているなあ…

不動明王とか

聖観音とかも。あとで調べたら水子供養が盛んなお寺だからだそうです。なるほど。


レンタカーを返すまでにまだ時間があったので、じぞーじに戻り、五百羅漢を見に行きました。

羅漢像が500体(現在は200体くらいらしい)薄闇の中にぼんやり照らされて展示されています。500体全てが違う顔をしているので、その中に自分の親類縁者の故人に似ている人が絶対に見つかるという…


同行の親類は自分の親兄弟に似ている顔を捜しながら歩いてました。


暗闇を歩いていって明るいところに出るとそこはお釈迦様とそれを囲む羅漢たち。まばゆくてきれいでした。

もう少し時間があったので、今年も眉山に登り徳島の街を眺めてきました。


レンタカーを返し、阿南の親戚宅までJRで行くことになったのですが、徳島駅でふと気づいてびっくりしたのが、まさかの「自動改札じゃない」ということ! えっ県庁所在地の中心駅なのに!? 昔なつかしの方法、駅員さんがキップに一人一人スタンプ押していくっていう…なっ…なん…だと…?四国にはもう何度も来ているのにそういえば電車乗るの初めてだった。他県はどうなんだろう?

あとワンマン列車ということで路線バスと同じ方法で乗り降りするのでそれも驚いた。整理券とって、出口で車掌さんに見せてお金払って(またはキップ入れて)降りるという。そして、電車降りたあと線路の上を普通に横断してみんな散り散りに帰っていくという…なんというかカルチャーショック!昭和の風景がここにある。

個人的にツボにきたのは車内アナウンス。「走行中は、危険ですので」…ここまではよく聞くアナウンスですよね。でも大抵そのあとに続く言葉は「つり革におつかまりの上、携帯電話のご使用は…」みたいな感じですよね。
しかしこの電車では「走行中は、危険ですので、運転士に話しかけないで下さい。」

…そっち!?危険なのそっち?!笑
(確かに、完全に乗務員が一人で手動運転していたのでなるほどなーと)

2013年06月01日(土)
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