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■ あいぼう
「編集された殺人」 武藤弁護士キター! この方が出ると、裁判関係の話になるので嬉しいです。 取り調べの可視化について、がテーマ。 警察は一切録画等を行っておらず、検察は録画は行うけれども裁判提出時に短縮・編集も行ってよい、ということになっているみたいです。 検事も弁護士もあの場で戦って勝つことが仕事とされているので、警察から被告人をあげられたら検事はとにかくその人の有罪を立証しなくてはいけないんですよね。だから被告人に不利なものだけを提出し、有利なものを隠すのは当然といえば当然です。ただし、冤罪の場合には大変なことになる、ということ。
で、今回の話は 1:バーのマスター(男)が殺された、容疑者はバーのママ(妻) 2:証人はバイト(女)、しかし被告人に不利な証言がビデオで流れる 3:バイトが殺される 4:バイトは「夫妻は仲良し」と有利な証言をしていたということがバイトの取り調べ無断録音から判明 5:検事は不当な証拠と認めない 6:ママの父が、不利な証言をしたバイトを呼び出し過失致死させて逃げていたことが判明(殺人事件一つ解決) 7:さらにマスター殺しの犯人は痴情のもつれ等からバイトであろうことが推測される(こちらの殺人事件は解決できない) 8:一番不幸なのは、冤罪で牢屋に入れられっぱなしのママ。被害者は旦那で、加害者はかわいがっていたバイトで、そうと知らずそのバイトを殺してしまったのは父という…四重苦! 9:武藤さんや右京さんは、システム上仕方がないとはいえ現代のこのやり方ではきっと冤罪や不当な取り調べが無くならないであろう事を憂う…
ちょっと刑事事件に興味を持っている人なら絶対に考えたことのある問題についてでした。ああ、ミツルギ(@逆裁)みたいな検事が頑張って検察界を変えてくれることを期待…!
2007年12月19日(水)
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