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■ 「交渉人・真下正義」
「今日は夏コミ搬入の準備をするぞ」と意気込んでいた割に、あまりの暑さにやられて日中は結局ろくに何もできませんでした。家にいても暑くて動けないので、思い切って避暑のため映画を見に行くことに。片道1時間の映画館で「交渉人・真下正義」が昨日から上映開始になったので、行ってみることにしました。
小さな街に1軒きりの古い映画館です(スタッフは受付のおばあちゃん1人と映写機担当おじさん1人だけ)
おばあちゃん「…今日ね、花火大会と重なったせいか…あなたが初めてのお客さんなんですよ〜」 私「え、…貸し切り状態ですか?」 おばあちゃん「大丈夫ですよ、一人でもちゃんと最後まで通常どおりやりますので」 そのあと軽く立ち話をして、●●町から来ましたとか言ったら「え、そんな遠くから?一人で?車運転して?ありがとうね〜」とオロナミンCをおごってくれました。アットホーム! で、結局本当に一人きりで見ました。一人貸し切り状態は2年前にシネコンで恋愛寫眞を見たとき以来です。古い映画館で夜に一人きり…というのもなんだか不思議空間でした。
それにしても公開2日目なのに客が誰もいないなんて大丈夫なのか(笑)。花火大会があることを知っていて全く同じ時間にぶつけるのも謎だよ…まあおかげでゆっくり見られたので私は嬉しかったです。(ある意味申し訳ない気分にもなりましたが)
ところで、何故この映画を5月公開にしたんだ? と何度も思いました。もし今後レンタルで見ようと思っている人は、絶対に、12月しかもクリスマス付近に見るべし! 真夏の避暑で見に行くにはあまりにも季節感外しまくりでちょっと勿体なかったです。最近の「踊る〜」シリーズよりも、骨太で硬派な大人向けエンタテイメント。面白かったです。少し難しくて子供が見てもあまり面白くないのではと思いました。働く大人の誇りと懸命さがじんわりと伝わり、そんな毎日を戦うみんなへのクリスマスプレゼント的なお話となっております。12月に見たらもっと感動しただろうな。
2005年07月31日(日)
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