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■ 芸術鑑賞の日/バッドエデュケーション/やじきた
やっとGW!と喜びいさんで札幌に出てきたのに、見たい映画がやじきたしかなくてガッカリしてしまった昨夜。しかし、パラパラ見ていた北海道ウォーカーの映画ページで妙に心惹かれる紹介記事。「バッドエデュケーション・若き映画監督の前に現れた謎の美青年は、神学校時代の同級生らしいというが…。欲望うずまくサスペンス。」…もしかしてこれはホモ映画でしょうか…とふじょしアンテナがピコーンと来たので、それも見ることに。そんなうちに「あ、そういえばNさんが『近代美術館でジャン・コクトー展やってるよ。彼がゲイということは有名なんだけど』と言ってたな…行ってみるか!」と乗り気に。さらに「ん、明日M越デパートで假屋崎省吾の世界展が…しかも本人のデモンストレーション&サイン会まで…おお…」
そんなこんなで、また楽しい1日となりそうです。ひとりゲイ術鑑賞ラリーの始まり始まり。
<9:30> 美術館でジャン・コクトー展。美術鑑賞を一人でなんて初めてだよ…とドキドキしながら一通り見て回る。あまり好きなタイプの絵ではなかったのですが、世間に認められた物が持つ迫力というものは感じました。作品の中では占星術師というシリーズとペガサスの誕生がお気に入りです。あと、ニジンスキーに惚れておっかけとなったコクトーが描いたバレエ公演のポスターにまつわる話がいじらしくてちょっと萌えでしたね(ニジンスキーの相手役のヒロインの顔にコクトーの面影が入ってしまっているという純な恋心!)あとは、恋人の顔をモチーフに作った山羊の頭の彫像?がとっても美形で素敵でした。
<10:00> すごい早さで美術館を見て回り、即タクシーに乗りM越デパートへ。最上階の催事場へ行くと、もうすごい人数のお姉様おばさま方が一生懸命買い物をしていました。そう、対象商品を買うと、サイン会のチケットがもらえるのです。ここまで来たらやるしか、と、假屋崎先生の自伝を買いました。サイン会まであと5分と聞いたので、ちゃんとお金を払って展示会も見て回りました。こういう作品を作る人だったのね〜。自然の花や木と人工の色の融合がダイナミックかつ繊細でまぶしい! 作品展を見ている最中に御本人が現れたらしく、外から黄色い歓声が聞こえたので早々に会場を抜け出し、サイン会の列に並びました。芸能人を生で見るとTVと違うTVよりキレイ〜とかいうパターンが多いのでドキドキして拝見しましたが、思った以上にTV通りでした。悪い意味ではなく(笑) サインと握手と笑顔の声かけを一瞬でこなす先生は心がどこにあるかがわからない感がとてもステキでした。悪い意味ではなく(笑)正直かわいかったですよ!
<11:00> 假屋崎先生のデモンストレーションです。チケットもちゃんともらったので席に座ることができました。しかし屋外なので寒い寒い!なのに薄着で笑顔でぺらぺらしゃべりまくる先生はプロだ!さすがだ!と感動でした。おしゃべりしながらどんどん花をいけていき、M越デパートの宣伝をしまくり、さらりと毒まじりの笑いをふりまく非常に可愛い方でした。
<11:45> 少しだけ時間があったので、軽く昼食をとることに。ワッフルの美味しいお気に入りのカフェで期間限定の天使ワッフルを食べました。卒倒しそうなほど美味しかったのです…ウハウハ
先生の自伝と記念写真。中にはサイン有。ワッフルには、クリームチーズとフルーツを添えて食すのですが、そのチーズが絶妙な美味しさでした。
<12:20> 「バッド・エデュケーション」鑑賞。 もしこれがゲイものじゃなかったら今日のラリーのネタが一つ減ってしまう…どうか…!と祈りながら映画館へ。ポスターの男の色気ムンムンで これはまず間違いないだろうと思いつつ、実際始まるまでは不安でした。が、結局のところまさにゲイ映画としか言えないもので、太陽と月に背いてよりベッドシーン激しいし!エロいし!エグイし!男同士の痴情のもつれみたいな! 途中までの、特に神学校時代の純愛(でもないか?)とかすごく好みでわくわくしていたのですが、それ以外はちょっと好みではなくて残念でした。あーそうくるかー大人は汚いみんな汚いよー的で。でもゲイものに興味のある人にはオススメです。私も見て良かったとは思ってます。原作本も買ってしまいました(積み本になりそうですが)
さーて無事に4分の3消化! ということでいったんホテルに戻り、M谷さんに連絡をとる。やじきた見たいーと言われたので、夕食→やじきたで今日はしめることに。
<19:00> ステラプレイスで落ちあい、派手なケーキが目をひく憧れのカフェに突入。
可愛いでしょ! 目にも鮮やかなケーキの数々ですが、私としては一番これが派手かなと思ったので選びました。ケーキは何より視線で味わうものだと思っているので、ちょっと幸せ気分でした。味がもう少し好みだったら本当に至福の時だったんですけどーなんて。昼のワッフルのレベルなら至福です。
<21:00> 「真夜中の弥次さん喜多さん」 原作でいくらか予習してあったのでストーリー展開にはついていけましたが、これは予習無しではキツイのでは…と思いました。内容がわからないとかじゃなく、こういう世界観だということを知らないと人によってはただ呆然としてしまうかも、と。私としては、導入部のモノクロシーンが一番雰囲気出てて好きでした。よく長瀬この仕事受けたなーいいのかジャニーズ男だぜ長瀬!と感動しました。太陽と月に背いてのレオさまを見たときに思った、よく引き受けたなー男だぜレオ!と思ったのと同じ感じです(笑)
ところで映画を見終わったあとのM谷さんとの話。 私「ARATA出てきたの嬉しかった!」 M「あー、最初わかんなかった。途中で気づいたけど」 私「なんかさー、他の人には出せないあの独特の空気っていうか、美形のようでそうじゃないっぽい微妙なところとか、ぼそぼそしゃべったりするところとか可愛いよね」 M「…あー」 私「メガネかけてれば結構かっこいいけど、メガネ無いとちょっとシンプル顔っていうか、でも手足はすらっとしてて立ち姿とか独特の雰囲気で、色々な監督が使いたくなる素材ってのはなんかわかる。あの映画の中でさえ自分の空気で負けてなかったし」 M「…うん」 私(反応にぶめだな…)
ホテルに戻ると携帯へメールが。 M「ARATAってバーテン役やってた?」 ん、さっきあれだけ話してたのに何をいまさら…と思って「バーテン以外無いじゃん、どの役だと思って…?」と返したらなんと
M「古田新太かと思ってた」
そっちのアラタかよッッ!とお互い大爆笑。あとでじっくり聞くと「清水の次郎長、ぼそぼそしゃべってたし…可愛いし…確かにメガネかけてた方がかっこいいし…でも御堂さんの美形許容範囲ずいぶん広がったなとは不思議に思って聞いてた…」とのこと。確かに新太は可愛くて大好きですが!(笑)
2005年05月04日(水)
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