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■ 猟奇事件
夜は実家に帰って夕飯を食べさせてもらってました。 すると、母が突然昔話を始めたのです。
母が高校生の頃に近所で一家惨殺事件が起こり、犯人は長い間見つからず、その町に住む人達は見えない犯人の影にびくびく怯えながら暮らしたという。 という話だったのですが、話している間にどんどん盛り上がってきた母は「いやーもう最初の数ヶ月間はその家のまわり半径数メートルはテープが貼ってあって警察がたくさん見張っていて近づけなかったんだけどね。犯人がつかまって1年後にもなるとさ、普通にその家だけがひっそりと残ってるのね。といったって通学路に普通に面していたし、毎日その前を通っているうちに中を見たいという衝動をおさえきれなくなって、友達みんなと中をのぞいてみたことあったんだよねー。するとさ、障子に飛んだ血しぶきとか天井まで血まみれとか全部そのままだったんだよね。それにこれまでにも物好きな奴らがたくさん入って遊んだあととかあって床はどろどろだし、いや〜あれはすごかったね…!」
今日の夕食は血のにじんだまぐろの刺身とはじける赤がまぶしいいくら丼。夕食時に興奮しつつ話す話題かいお母様! と思いつつ、私のオタクの血は父から、猟奇未解決事件好きの血は母から受け継いだのか…と新しいルーツ発見に目からウロコが落ちる思いでした。しかし、小さい頃毎年里帰りしていたあの里でそんな事件があったとは…。被害者は地元でも有名な人だったし、ど田舎だったので当然みんな知っていたとか。
2004年11月19日(金)
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