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■ 清涼院流水コズミック&ジョーカー
アア…。アリゾナノマホウを見忘れていたヨ…。ミッチー…。 今日は出勤でしたが、会う人会う人に「ミッチー見た?」と言われ…。新聞取ってないからこういうことってよくあるんだよ〜! 先週のうちからいろんな人に来週のアリゾナにミッチーが! って耳にタコなくらい聞かされていたのに〜うわ〜ん
で、アリゾナの存在を忘れて私がその頃何をしていたかというと、よりによって清涼院流水のコズミック&ジョーカー2000数百ページの拷問に苦しんでおりました(笑)。この1週間くらい、時間を見つけては少しずつ読んでいたのですが、本当に拷問のようだったのです。土曜の夜に読了。舞城王太郎の九十九十九(清涼院トリビュート小説)の元ネタとなるJDCシリーズだからがまんして読んでみたのですが…きゃ〜、噂を越える破壊力。トンデモ本、バカヤロー本、という評そのまんま(笑) ここまで活字を読むことが苦しいなんて… 本当はカーニバル(文庫5冊)も読もうかと思っていたのですが、このトンデモワールドにこれ以上苦しみながら漬かるのもそして意外にこの拷問に慣れてしまうのもたまらんと思ったので、もうこれ以上彼の作品に挑戦するのはやめることにしました。まあ、コズミック&ジョーカーは初期の作品だから、今はどういうものを書いているかわからないのですが、いくら初期とはいえあのセンスは…。オタク的記号的恥ずかしすぎるキャラクタ−群と文章がつまらなすぎるところは、ある意味突出はしている…んですけどね。でもJDCシリーズは同人的には結構人気があるらしい…?ので、ツボにはまる人にとってはすごく面白いのかもしれません。実際身近でJDCファンを見たことがないのでわからないのですが…?(舞城王太郎も好き嫌いがはっきりしそうな作家ですが、舞城さんの圧倒的筆力と天賦の才能は、たとえ嫌いな人にも訴えかけるものがあるのではないかと…これはファンのひいき目ではないと思いたい) あまりのつらさに無理矢理Nさんに薦めて読んでもらっているのですが「なんでいつもつまらないものばかり薦めるんですか!」と怒られました。だって面白いものは自分一人で萌えても幸せだけど、つまらないものは「私が理解不能なだけで一般的には面白いのかも?」と思ってしまうので。そういうものこそ誰かと語り合いですよねえ。というわけで是非Nさんにはキャシャーンもみていただきたいのである(笑) ※キャシャーンは私の映画ランキングワースト5に間違いなく名を連ねるであろう。
2004年06月06日(日)
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