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■ 大ピンチ
夜、原稿作業の途中にＦＡＸが。
Ｋさんからのエリヘク挿絵のラフ案かな？と思い、手にとって見ると私の絵。
「？」と一瞬わけがわからなかったのですが、文字をよく読むと…
表紙と裏表紙を逆に描いてますよ
という印刷所さんからの確認ＦＡＸでした！（死ぬ〜）
もう混乱してしまって、「わー、本当に逆だよ！今からじゃ描きなおしもきっと間に合わないし！ど、ど、どうすればいいというの！」と一人であわあわしながら頭をフル回転。
３分後、恥をしのんで印刷所さんへ電話。
私「あはは…間違ってますね。」
男性「そうですね…」
私「…あの、原稿をさかさまに印刷できますか？」
男性「…？できますけど…？でも…」
私「あの、タイトル、消してもらっちゃっていいですか」
男性「…？いいですけど…いいんですか？」
私「えーと…、じゃあ、料金アップしてもらっていいので、適当にタイトル文字入れしてもらえませんか？」
男性「この文字をコピーしていいなら、こちらでやっておきますよ」
私「おねがいします！」
男性「文字は、このあたりでいいんですよね」
私「もう、空白部分に適当にやっちゃってください、本当にテキトーでかまいません！！（必死）」
男性「（失笑）」
い、印刷所さんありがとう〜〜〜！
もし確認なしで印刷されてきて、その状態を冬コミで見たら泣いただろうなあ…。なんとかなりそうでちょっと安心。
でも男の方に貼りなおしてもらうにはちょっと恥ずかしい題名でした。口で言わされたらどうしようかと思いました。二人とも題名は言わずに話を進めようとしているのがミエミエで、ちょっと気恥ずかしいひとときでした。ははは。
「え？さかさまに原稿刷ったってムリじゃない？」
と思ったそこの方へ。
もう神に感謝するというか、あの日の自分に感謝するというか、とにかく神がかり的な偶然なんですけど、
上から見ても下から見ても使えるような絵をたまたま描いていたのです。
まあ、最初の状態では「エリヘクだからエリウッドがメイン」という形だったのですが、逆さまに印刷すると「ヘクトルがメイン」という状態になるだけで、ぱっと見、特に違和感無い状態にはなるのです。
ああ、本当に良かった！
普通に描いていたら絶対ムリだったよね…
というか間違わなければよかっただけの話なんですがね…
しかし九死に一生を得た、とはまさにこのことでした。
＜マンハッタン＞
☆警察に向かって「変態ですが何か！？」と逆ギレする赤羽さん！
☆軽井沢婦人な忍くん＆小暮さまなベッシーのダンスが良すぎ！どこまでやるの塚本くん！！
☆忍くんの母ちゃん…！
☆コスモおんぶー！
他多数、いろいろ面白すぎてツッコミ切れないよ！クドカン絶好調！
＜トリック＞
山田の自分への一人ツッコミは可愛いなあ。
「目を閉じちゃだめだ…って閉じてるっ！？」「寝ちゃだめだ…って寝てるっ！？」
上田の棍棒はいくらなんでも大きすぎてコワイです。（清純派が口にすべきではないネタ）（あ、清純派って私のことですよ）
2003年12月04日(木)
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