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( 人間ていいよ )
2006年04月30日(日)


今頃の季節が過ごしやすくていいなあとは思いますが、やっぱり心が躍るといったら真夏でしょうかね。汗をダラダラかきつつ真昼間からよく冷えたビールを飲んで本を読む!さいこうの夏のすごし方です。

最近、何があったというわけじゃないけれど、元来私は人間というものがとても好きなんだなーと思うことが多いです。人間関係に恵まれてるとかそういうんじゃなくて、例えばバスに乗っている時に誰かがおばあちゃんに席を譲っていたりするのをみた、とかそういう些細な事で好きだなあ…、と思ってじんわりします。これはもしかして年をとったのかなあ。あ、でも逆を言うとね、例えば談合とか汚職とかそういう事件をニュースで聞いても、同じように人間ていいな…とは言わないけど少なくとも人間て(おもしろいな)…!と必ずしもマイナスイメージではないものを感じます。不謹慎かな。不謹慎かもしれない。でもね、私の人間論はわりと包括的なものなのでしょうがないのかもしれないな。
誰の中にも欲を追い求めるだけの、人を傷つけるだけの、衝動がある。ただそれが顕在化するかしないかの話しなだけで、とたまに思います。でもそこがきっと重要なんだと思うのです。そして、そうゆうギリギリのところで葛藤してる部分が人間らしくて私は好きなんだろうなー。だから嫉妬とか、憎しみとか、そういうどろどろした生々しい感情を書いたり読んだり観たり聞いたりするのは好きです。暗い部分があってこそ人間だ、という気がするのですよ。

なーんてなーんて観念論ばかりで退屈ですね。
とりあえず言いたかったのは、結果として全体としての人間とかグループとか企業とかでなくて相手の顔が見えるような、なるたけ一対一で触れ合えるような職業につきたいということかな。

最後に付け加えるとすれば、人間の機微について考えるには、何かお話を書いてみたりするのが良いエクササイズですよ。てことだな。







書き人→葉月
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