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( 脱・イルミネーション! )
2004年12月08日(水)


さて年の瀬も近づく12月。街中はクリスマスのイルミネーションやらで賑やかですが、田舎もまた然り。自宅からちょっと出掛けたところにある、高級住宅街はまばゆいばかりのイルミネーションで彩られています。まるで、ここはディズニー○ンドか!(なんとなく伏せてみた)と見紛うばかりのまばゆさ。電気代すごいんだろうなあ、なんて現実的なことを考えつつ、でもやっぱり見とれたりなんかしちゃっているわけです。いいんですよ、他人の御宅がキラキラと電飾に彩られているというところまでは。むしろ、大歓迎なんですよ。クリスマスに対しては幾分否定的な感情を持っている私であっても、イルミネーションは心安らぐ思いで見ているわけですよ。でもそれは、他人の家である、という前提の上でのことです。

それまではいいんです、ただ、

自分の家で、っていうのはまた全然別の話。

しんしんと冷える夜のこと、ピッカピッカと光る家が、サンタが、雪だるまが…なんて派手な家なの、夜中に帰るたびに家の前に立ち止まって、私はある種の絶望感を覚えるわけです。

ああ、なぜに毎年派手になるのか!
ああ、誰か私の母親を止めてくれ!







書き人→葉月
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