2003年09月03日(水)   アフター タガタメ

昨夜遅く、Mr.Children タガタメが聴けた。

聴けるまでの間、いろんなサイトでファンのひとたちの
感想を読んだり、改めて歌詞を読んだりしてたんだけど
「良い!」「悪い!」ていう論争にも気持ち的についていけず
やっぱりどうにもわたしはそんなに熱くなれずにいた。

そして深夜の本物タガタメ。

今までは どの曲も聴く前どんなに引き気味でも 初めて聴いた瞬間に
ドーンと心に響いてわけもなく涙が出たりしてたんだけど
タガタメはそれがなかった。。ぬあー!

桜井さんの、思いをそのままぶつけた歌声に
夜中のわたしはやっぱりちょっと引き気味になってしまい、
あれ?どうしよう。。ファンとしてまずい?なんて思いつつ、
微妙に消化不良のまま寝ることにした。

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今朝。
通勤電車で、再びタガタメを再生。

…………。。。

気付いたら、電車内で涙ぐむへんなやつになってた。

昨夜は右から左に流れてた曲が、目をつぶって電車の揺れに身を任せながら
聴いてたら、1音1音がすごく響いてきた。
とにかく音の重なりがすごくキレイ。うつくしい。

歌詞の内容がどうだとか、この曲に込められたメッセージがどうだとか
語る気持ちにはなれないしならないと思うけど、
それも含めてスッと受け止められたような気がした。

それで、
「あぁ、わたしがミスチルファンだっていうせいで、
わたしの周りではさらっとこの曲も流されちゃうこともあるんだなぁ」
と思って、すごく残念ていうか悔しいっていうか、そんな気分になった。

身近なひとたちはもう、わたしがミスチルがどうのと言ってても
「いつものこと」みたいになってるから。

もしも、何も知らずにどこかからタガタメが流れてきたら
それで最後の最後に「あー これミスチルなんだぁ」って知ったら
そういうひとたちにもスッと届くかもしれないのに、

「ミスチルか」って最初に思って片づけられちゃったら意味がない。

だからなんか、聴いて聴いて!これミスチルの新曲なの、
タガタメっていうの!って自分から言ったりは
この曲ではしたくないなと思った。

そうやって 自然にいろんなひとの心に届いていくのを願って
Mr.Childrenも、リリース未定なままラジオからしか流さない方法をとったのかも?
ってちょっとわかったような気がした。



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