2004年03月17日(水)
昨日のことですが。
パパ・ニコラとママ・ニコラを誘って、 東京オペラシティで開かれた サルヴァトーレ・リチ−トラ デビューコンサートに行って参りました。
トスカでパバロッティの代役を勤め、 拍手喝采を浴びて以来、 ポスト・パバロッティと呼ばれる リチ−トラ。
CDも何にも予備知識なしに 飛び込んだのですが、 これが大正解だったこと。
危なっかしいところは 何か所かあるものの、 そのあまりに伸びやかな声に 文字通り拍手喝采でした。
1曲終わる毎に、拍手、拍手、また拍手。
観客がこれほど熱狂するコンサートなんて 本当に珍しく。
まるで、 田中達也が、 ドリブルでシュートを決めるところを 見ているようだわぁ…と思う コメ・ニコラ。
才能を、素直に発揮して 観客を魅了していくその姿。
ちなみに、「アイーダ」から清き“アイーダ”、 「トゥーランドット」から“誰も寝てはならぬ” など、オペラの有名なアリアが並んだのですが 何と言ってもよかったのは、 「トスカ」の“星は光りぬ”でした。
目と鼻と耳から とろけた脳ミソが流れ出すんじゃないかと 思うほどのシアワセでございました。
私たちは、あなたを待っていた…、 と、柄にもなく ロマンティックに思うコメ・ニコラ。
まだまだ、これからもっと良くなって 行くだろうと思う リチ−トラは、35歳。
観客は、熱狂して いつまでも、いつまでも、 リチ−トラを帰さず、 電気がついても拍手がやまず、 彼はついに舞台から飛び下りて来た ほどでした。
本当に、素敵なコンサートをありがとう、 と、思うコメ・ニコラ。
次は、ぜひオペラで来てね。
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