あの人からの電話をとったのはワインを飲み過ぎて 記憶がぶっ飛んでたとき 怒ったような拗ねたような声で話していて なんで、あんなにご機嫌斜めだったのかわからず、後日何回か連絡を入れたが 電話は不通。 数時間後、あの人からかかってきて、私のことを考えている自分がいる。どうしたらよいのかわからないと言われた。 そしてそんな事はお酒の力をかりないといえないと言われて、非常に切ない気持ちになった。 それだけじゃない、なにかあるんだろうなと思い問い詰めたら、色々な問題を抱えていることがわかった。それで私に逃げてきているのか、お酒で憂さ晴らししている最中に私のことが頭をよぎったのかはわからない いくらでも疑いだしたらキリがない。といってすべてを受け入れるほどバカでもない。 あの人と会うことをやめて約半年。あの人の泣き笑いのような顔を最後にみたのはいつのことだったのか? すべてが違いすぎるあの人に惹かれて、近づいて、遠ざかって、そこにあの人の意思はどこにもないと思っていた。あの人もそうだったように思っていたらしい あの人を受け入れることは出来ない。あの人も私を受け入れることは不可能だ だとしたら、赤の他人になるのが一番良いことなのかもしれない
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