2006年06月16日(金) |
愚か者は『母性』という名の庇護の下に |
古い映画の宣伝文句に「狼は生きろ、豚は死ね!」って言葉があったけど つまるところ狼=強者、豚=弱者ってことであることはすぐわかる。 いわゆる『弱肉強食』なのだが、人間社会に例えると強い物の捕食=暴力が 許されるわけではないのだが、確実に弱肉強食は存在する。
では、人間でいう強いものとは何か?腕力という考えもあるのだが 強者とは社会的地位や権力、経済力、守るべき存在がある者、そして自立している者 責任を果たすもの、健康であるもの、、、簡単に言えば成人した社会人の殆どが該当するのである。 例え子供が上記に該当していようが法的にも社会的にも『保護されているもの』なのだ。 逆に言えば成人した社会人である以上、否応なく大半が強者ということになる。
ところがどんなところにも落ちこぼれる存在が必ずあるわけで 特に『自立』や『責任』を果たせない人間は今まで数多く見てきた。 大抵、未成熟な時期から徐々に自覚してくるものなのだが、始末の悪いことに 周囲の人間がそれを「仕方ない」とか「そういう人間もいる」と甘やかす。 当然、本人の成長はそこで止まることは容易に想像できる。 時には厳しく突き放すのが本人の為なのだが、溺愛したいのかそれができないようだ。
養豚場の豚は弱いが美味しい肉となって人間の役に立つ。 しかし、強者になることを放棄した人間なんて邪魔なだけだ。 昔の上司に「いつも弱音を吐く奴や、やる気のないやつと関わると感染するから口きくな」 と、よく言われたがその通りだと思う。五体満足な弱者は去れ。
|