2006年05月06日(土) ファーマー・クオリティ

野菜にはもちろんサイズがあって、特に根菜は3S〜4Lまで様々な
大きさが存在する。
切って使うものはまあ結構アバウトでもいいのだけど、新ジャガは
割とそのまんまの形を使うので大きさに拘る客も多い。

だから、箱で納品するお客さんも当然いるわけでサイズがまばらだと
返品されたりするのだが、農家のほうも重量合わせ(1箱は5kgか10kg)
のために1〜2個「なんだこれ?」って大きさの違うものが入ってる。

その程度なら可愛いのだが、今日開けた新ジャガは2Sなのに1/3ぐらい
2Lサイズのものが入ってた・・・(-"-メ)
いわゆる生産者の『やっつけ仕事』なのだろう。

近年、メディアでは子供・老人・農家に対してご機嫌取りみたいな言動が目立つ。
大したことしなくても子供が何かやれば「坊や凄いね〜」
年寄りが普通のことをすれば「お若いですね〜」
農家が当たり前のことをしても「大変な仕事ですね〜」
まるで神聖なものを扱うようで、仮にこれらが罪を犯しても本人達を責めずに
社会や環境のせいにしたいような論調が目立つ。

別に今回の新ジャガの件に限らず農家の『やっつけ仕事』は枚挙に暇がない。
これを百姓根性と言わずに何と言うのだ?


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きゅべれい [MAIL]