2004年02月12日(木) S英社の功罪

漫画は大好きで雑誌だけで月に20冊は買う。
しかし、小学生のときから買い始めてというもの
その時代によって勢いがあって面白い雑誌が変わっていく。
小学校低学年の頃は何と言っても『少年チャンピオン』
がきデカ、マカロニほうれん荘、ドカベンが絶頂期でしたなぁ・・・
高学年になると『少年ジャンプ』で、すすめ!パイレーツ、こち亀、
東大一直線で空前のジャンプ・ブームが到来する。
中学になると『少年マガジン』。翔んだカップル、THEかぼちゃワイン
と、思春期のせいかギャグからラブコメに嗜好が変わったのだろうか?(笑)
高校になると、『少年サンデー』のバリバリ伝説、トーイ、あいつとララバイ。
やはり男の子なのである(爆)
時代背景や年齢もあるのだろうが、個人的に一番面白いと思った雑誌でも
その寿命は3年くらいがいいところだろうか?
以前面白くても、いい連載漫画の終了や面白かった作品がパワーダウンしたり
ジャンプのように編集部の意図で悪戯に連載を引き伸ばしたりして駄作に
成り下がる作品が増えて読まなくなった雑誌もある。

そんな中、創刊からパワーダウンしないで、いつもきゅべの中でトップの座に
君臨している雑誌が1つだけある。『週刊モーニング』だ。
この雑誌、最近の青年誌にあってお色気グラビアもなく派手な懸賞もない。
純粋に漫画の質が高く、実にバラエティーに富んだ作品が多い。
こんなジャンル、漫画になるの?っていうのも意欲的に載せる。
代表作は『バガボンド』『蒼天航路』あたりだろうか?
しかし、この2作品はあまり興味がなかったりする(^^;

漫画だけじゃないけど、売れてるから良いものというわけじゃない。
売れてるからって無理なストーリー展開で長引かせたり、そんな質の悪い
漫画に慣れてしまったら良いものを見る目も無くなるってもんだ。
漫画・アニメはもはや世界に冠たる日本の文化である。
それを認知できない愚かな大人がいまだに多く、そんなやつらが編集部で
あぐらをかいてる以上、つまらん漫画雑誌は売れ続けるのでしょう。


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きゅべれい [MAIL]