2003年10月28日(火) 90勝55敗

阪神タイガースの147試合目がついに終わった。
勇退する星野監督の胴上げを見ることはできなかったけど
ここまで今年の野球を盛り上げてくれた選手、首脳陣、フロントに
ただ感謝の気持ちでいっぱいだ。
ダイエーホークスはやっぱり強かった・・・・
恐らくこの強さはしばらく続くのではないだろうか?
是非、また近いうちにシリーズでリベンジしたいものだ。
で、歴史に残る日本シリーズになったのかな?
まったくの私見だけど、過去に見たシリーズの中では3〜5番目くらいだなぁ。
83年の巨人vs西武、92年のヤクルトvs西武にはまだ及ばない。
個人的に日本シリーズはナイターよりデーゲームのほうが好きというのも原因だ。
あと、贔屓チームのシリーズは見方に冷静さを欠くというのもある(^^;

日本シリーズで星野采配を見ていて思ったんだけど
この人はやっぱり短期決戦だとか、ここ一番の勝負には弱い。
世間では『闘将』とか呼ばれてるけど、この人は『情』が優先
するようだ。コメントでも「シーズンで頑張った選手を使わないわけには
いかない」と言う通り、調子悪い選手でもガンガン使う。
長いペナントレースならこれでもいいけど、やはりシリーズでは
相性や現在の調子を重視した采配でないと勝つことはできないと思う。
1〜2戦はDHで広沢を使うなら濱中を使うべきだろうし、相手がサウスポーなら
片岡より関本を使うほうが怖い打線が組めるはず。八木を使うことも同様だ。
第6戦の先発も伊良部を使うのもどうかと思った。
確かに広沢・八木・伊良部のベテランはシーズン中大活躍した選手だし
18年ぶりのシリーズで使いたい気持ちはわかる。
しかし、この3人のベテランは現状の力はこんなもんだ。
勝負だけに徹するんだったらこの采配は違うんじゃないだろうか?

ただ、自分の本音としては星野監督の采配は好きだ。
もし自分が同じ立場だったら、きっと同じことをすると思う。
何より、阪神タイガースは今年で終わるわけではない。
今回の敗戦を糧にして次の世代にこの経験を役立ててくれると願いたい。


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きゅべれい [MAIL]