きゅべの住む近所に毎日会う婆さんがいる。 その程度のことは珍しくないと思う人もいると思うが、それがハンパじゃない。 朝、駅に向かう4:00頃でも会う、もちろん帰宅する夕方も会う。 そして、遊んだ帰りの深夜でも会う。 つけられてるんじゃないか?って最初は思ったんだけど、母親に聞いたところ 要はこの婆さん、痴呆症で徘徊してるらしいのだ。 しかも性質の悪いことに深夜に近所の家を訪問しては「泊めてくれ」と言うらしい。 もちろん自分の家があるにもかかわらずだ、、、。
しかし、この婆さん、一体いつ寝てるんだろう? きゅべが外に出たら必ずと言っていいほど会うわけだからおそらく1日に20時間近くは 歩いているのではないだろうか? もう、80歳ぐらいだろうに、どこにそんな体力があるのだろう? 夏の炎天下でも倒れることなく歩き続けている。 こう考えると人間年ととったら体力が落ちるなんていうのは精神的なものが要因なのでは ないかと考えてしまう。
うちの母親は「もし、私があんななったら老人ホームに入れてくれ」と言っていたが なんとなく解る気がする。 来る高齢化社会に向けて、ふと考えてしまう今日この頃である
|