2000年08月21日(月) |
Behind The Mask |
お盆休みも終っていつも通りの毎日が始まった。 さて、そんなある日母親から連絡が入った。 「お兄ちゃん帰ってくるからご飯食べにきなさい」・・・・・・(-_-;)
知ってる人もいるとは思うが、きゅべには兄貴が一応いる。 一応とつけたのは、きゅべが18のときから行方不明だったからである。 つまり人生の半分近くは会ってない、顔もほとんど忘れてしまったくらいだ。 何ヶ月か前に兄貴の奥さんと名乗る者が実家に連絡してきて、なんと子供もいるらしい。 そして、そのときに一度兄貴は実家に顔を出して、母親はきゅべのほうにも「顔見せろ」と言った のだが、きゅべはそれを拒絶した。 はっきり言って兄貴は顔も見たくないぐらい嫌いなのだ。この世で一番嫌いといってもいい。 どうしてそこまで憎悪してるかというのは身内の恥をさらすみたいだし、言いたくない。 どうせ、話したところで「だって家族じゃない、、」と言われるのがオチだ。 過去にそういう人と議論したことがあるけど、家族って何?なんで血が繋がってることが 尊いの?といったきゅべの疑問にはっきり答えられる人なんかいなかった。 決まって「そういうもんなんだ」という、わけのわからん結論で締め括ってしまう。 答えられるわけがない。理由なんてないのだから、、、
恐らくこの先、兄貴が実家に戻ってくる日が来るのだろう。 もしそうならきゅべは二度とこの家に敷居は跨がない覚悟でいるし、親の財産なんて要らない。 もう一家4人揃うことなんて一生ない、、昔からそう思っていたし、そのほうがスッキリする。 ただ、何回説得されても食事を拒否したときの母親の寂しそうな姿を見ると、しのびないのだが、、、
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