2003年09月26日(金) |
みんな悩んでおっきくなった |
北海道で大地震。こっちから電話をかける前に、実家から「無事」という連絡が携帯メールで届いた。でも、道東の被害は札幌の比ではなかったようで。道東に住んだこともある北条としては、テレビで津波や街の映像が出たりすると、ああここも……とちょっと心配になってしまうのだ。 大きな余震がないといいけど。
ところで今日は朝から北関東 周遊 営業回りだったんである。予定していたよりも早く終わったので、夕方、髪を切りに行ってみたりして。あまりに久しぶりだったので、予約の電話を掛けるときに担当者(しかも店長)の名前を間違えて「そういう名前のスタッフはいません」と言われてしまった……ああ恥ずかしかった。 で、にょろにょろ伸び放題だったのを久々にきれいにしてもらったわけなんだけど、私がカットしてもらっているときに、一人の若者(♂)が店長を訪ねてきた。しかも、どうもお客っぽくはない。私が一段落ついたところで店長がその若者と待合いコーナーで話しているのが何となく聞こえてきたんだけど(だって一番近い席だったのだ)、どうやら、将来の相談をしにきたらしいんだな。しかも飛び込みで。たぶんその若い衆は、美容師の専門学校生か卒業生なんだろう。どういうヘアサロンがあってスタッフをどう抱えていて云々という話を店長がしていて、若い衆はそれを考え込みながら聞いている様子。うーん、昨今の若者は結構将来について悩んでいるのだ。この前私んとこに来た子じゃないけど、こうやって年長者の話を聞きに突撃するのって、今の若い衆でもやるんだなあ。それとも今の若い衆だからやるのか? まあ、悪いことじゃないわな。 なんてことを、ガラにもなく分別くさく思ったことだった。 閉店時間も近づいて私が帰る頃にも、まだ彼は待合いコーナーにぽつんと座っていたけれど、あのあと店長の手が空いてからまた話をしたのかなあ、なんて余計な心配をしてしまったりして。
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