朝はテレビを見ない北条なのだが、人から、どっかの民放の朝の番組で4月1日に「青い桜が咲きました!」とニュースを流したら実はエイプリルフールのネタだったという話を聞いた。 しかし、今、北条の職場では、青い桜が咲いている。 正確に言うと、緑色の桜。大変珍しく、関東でも数カ所でしか見られないのだそうだ。名前を「御衣黄(ぎょいこう)」という。 そんな珍しい桜があることは全然知らなくて、この前上司に教えてもらって初めて見た。毎日通っているところからすぐ見えるところにあったのに、全然気づかなかった。だって、周りがもう葉桜で、それに紛れてしまって教えてもらわないとわからないくらい緑色をしてるんだもん。ちょっと縮れたような花びらで、真ん中がちょっとだけ赤くなっている。なんでも、緑なのは初めのうちで、だんだん中央から赤みが広がっていき、散る頃には普通の桜と変わらない色になるんだそうだ。 他にも、「鬱金」という、ちょっと黄色ががかった桜もあって、それはわざわざ行かないと見えないような場所にあった。 青い桜はあるのだ。う〜ん、奥が深い。
実はそれを是非写真に納めてここに載せようとデジカメを職場に持ってきているんだが、忙しくて気づいたら暗くなっていたり、天気が悪かったりで、全然そのチャンスがないのだ。そうこうしてるうちに桜色に変色しちゃうよ〜。 実家の母は「花とってきて押し花にすればいいのに」と言うけど、そういう貴重な花を手折るのってどうなのよ……。
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