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20世紀漫画家コレクションというパッケージのお菓子がフルタから出ている。 箱には何のお菓子かは書いていないが、実はラムネ。しかも、13×8×4.5センチの箱に、ほんの二十粒ほどしか入っていない。このお菓子のメインは、テーマになっている漫画のフィギュアである。コンビニのお菓子コーナーに並んではいるが、お菓子はおまけだ。 本体とおまけの関係が逆転しているものは、古くはびっくりマンチョコから最近ではチョコエッグまでいろいろあったが、そのいずれも私には無縁の物だった。今回の漫画家コレクションが出たときだって、「けっ、チョコエッグの人間版かよ」と思い、それに踊らされるであろう世の若いお父さん達のことを思ったりしたものだった。 ところが、である。 つい先頃コンビニに行って、お菓子コーナーで私は釘付けになってしまった。今回の20世紀漫画家コレクションは、なんと池田理代子の「ベルサイユのばら」なのだ! おそらく、これでちまちまフィギュアを集めていたお父さんを馬鹿にできなくなった世のお母さんが続出したに違いない。この心憎いターゲットの微修正。なんてこった……。 で、次の瞬間、一番手前の箱をつかんでレジに並んでいた北条(笑) (もう松本零二コレクションをいくつも買い求めていた相棒に何も言えません) いや、だって、フランス革命は北条の精神的のルーツの一つだし(フランス革命初体験はラ・セーヌの星だったけれども)。 このコレクション、明らかになっているフィギュアの他に、出現率がレアなシークレットフィギュアがあって、パッケージには影しか映っていない。主要5キャラがすでに出そろっているので、その影の姿形から、シークレットはポリニャック夫人か女装オスカルだろうと思いつつ、箱を開けてみると。 まずラムネ。そしてフィギュアは女装オスカル 。 一発で当てた……。 ちなみに、今日Yahooオークションで見てみたら、3,000円前後の値段が付いていた。今のところ、オークションに出す気満々。 気が変わらなければ、週末に関東の自宅に戻ったらすぐにオークションに出しちまうつもり。久々の大物で、北条ちょっと興奮気味です。
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