ぼんのう DiaryINDEX|past|will
![]() 本当に何年ぶりだろ…新作の発表。 タイトルはズバリ 「大奥記」 だれです? 「ああ、Andyらしいや…」 と仰るのは? まあ、その通りですけど 「悪代官」から江戸時代に関して、少し調べものをしてたけど、その後ズブズブはまってしまい、今では国学院大学まで聴講に行ったりして、江戸の文化を調べていたりしている。 で、わかったこと…江戸時代と現代において、大きな断絶は存在しておらず、そこには良き日本の伝統と知恵が多く存在していた。 士農工商というのがあるが、幕府が安定すると、階級間が曖昧になっていった。浪士(浪人ではない)となった武士は、糊口をしのぐために農民になることはあっても、決して職人や商人にはならなかった(古来より、武と農は一体であり、その伝統が明治時代まで続いた)。かといって、武士は決して頂点にいたというのではなく、経済的には商人が支配してた。武士は治安の保護者と、武士という階級の伝統を保全する役割を持った存在であり、階級間の差別というのは存在していなかった…つまり士農工商とは、役割区分でしかなかった。 農民は決して搾取されたものではなく、逆に財産を多く持つ階級だった。小作農が大多数であったが、農機具や農業に関しての技術の発達から、幕府に納める税収は大きな負担とはならず、蓄財が農村においてブームになっていた。 「権あるものは禄少なく、権なきものは禄多し」というのが、徳川幕府最大の知恵だった。譜代大名などは、政治的な力を持っていても、石高は小さく抑えられ、外様大名は発言権がない代わりに、石高が極めて高かった。つまりパワーバランスの均質化である。そこから、日本に革命というものは発生しなかったし、革命を起こす必要は皆無であった。 まだ学び足りないところが多くあり、これからもライフワークとして、アイルランド研究と同時にやっていきたいものである。 と、同時に、小学校の頃、我輩に歪んだ教育を押し付けた 日教組死ね!
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