ぼんのう
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ゲーム業界というのは、誠に魑魅魍魎跋扈する世界…それ以外に表現する手立てがない。最新のプログラミングやCGデザインの技術を無駄使いし、知識を湯水のように流す…冷静に考えれば考えるほど、信じられない世界である。
そして一部、自らの立場を顧みることができず、会社を渡り歩いては毒を撒き散らす、“オコチャマ”の考えしかない性質の悪い連中が、まだノウノウと生きていることも、この業界の異常さを物語っている。
「この人とは、今後一切、未来永劫、一緒に仕事したくない」
悲しいかな、ゲーム業界において、このような人間とめぐり合う可能性は、他業界よりも遥かに高い(あと、記憶にあるのは、広告代理店とマスコミ関係だけだが)。
仕事は、仲良しこよしでは駄目であるが、人心を一つに纏めるために、自らを律する必要がある。だが、この種の人間は、他人とのコミュニケーション能力に重大な欠陥がある。とてもではないが、他の世界では生きられない。 人の意見を求めるフリをして、意見が出た瞬間に、考える事無く即座に拒否し、それを踏み台にして自らの思い通りにしようとする人間は、ゲームを作っても、クソゲー以外完成しない。 プログラマーやCGのチーフと三位一体になって話し合うことで、新しい状況に対応できるものであるが、独り善がりの人間だと、後々に大きな障害をもたらす事態に陥ってしまう。
概してこのような人物は、ヒステリーをよく起こす。年甲斐もなく、みっともない罵声を出せば、実際はそうではないが、自分の言う事を聞くと信じているからだ。 概してこのような人物に、友人と呼べる者は存在しない。いたとしても、打算の上での存在でしかない。 概してこのような人物は、自らの都合だけでしか考えず、義務を果たそうとしない。自宅から遠いというだけで、遅刻の理由にしてしまう。 概してこのような人物は、自らの目の前の仕事をなおざりにし、会社内のパワーバランスにしか興味を抱かない。 概してこのような人物は、責任転嫁が巧い。他人に対してだけではなく、自らの能力のなさを、仕事量に転嫁することにも巧みだ。 概してこのような人物は、自らを見る心の鏡を持たない。尤も、そのような能力もない人間だから、鏡そのものも生まれつき持っていなかっただけかもしれないが。
業界の将来を思い、会社のためを思い、我慢の限界に来た我輩が、そのような人物を、愛すべき鉄球杖で地面に叩き伏せても良い。 だが、それ以前に、ゲーム作りにおける大切なことを知らない人物に対して、一言、胸のうちを皆で伝えればよい。
「この人とは、今後一切、未来永劫、一緒に仕事したくない」
そうすれば、未来は我等のものになる。
調布まで行き、色々打ち合わせをする。 この調布の会社、何時来ても楽しい。 具体的に何が楽しいのか書くことができないのが大変悔しいのお。
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