ぼんのう
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典型的な、小田急線の駅から大きくなった町、というイメージが焼きついた。 我輩は中高6年間、小田急線沿線の学校(成城学園)に通っていたから、この雰囲気はよく判る。 思い違いかもしれないが、旧国鉄(JR)沿線の町や、私鉄各社から大きくなった町等、それぞれ何らかの個性…いや、それぞれに違う空気を感じる事ができる。各私鉄やJRが重なる乗り換え駅は別として、都心から離れれば離れるほど、雰囲気の違いが感じられるのだ。 まあ、私鉄の場合は、各会社のコンセプト等によって区画整備されるから、そのようになるのかもしれない。東急線など、それが非常に強い。放射線状に町が広がるデザインである為、車が駅に向かって集中し、落ち着かない雰囲気を出している。 今日、初めて来た狛江駅を始めとする都心からやや離れた、小田急線沿線の町は、茫漠とした空気を味わう事ができる。何故か知らないが、やや大きい駅ビルだけが町の中で聳え立ち、古くからある低い建物を睥睨するため、合間から見える空が奇妙な形で歪み、人にある種の威圧感を与える空気をもたらしているのだ。 京王線は、かなりいいかげんな雰囲気がある為、かえって住み心地いい感じがする。京急は逆に、高架で工場をぬうため、無機質な灰色が似合うような気がする。
まあ勘違いだと思う、スルーしてくれ。
狛江で打合せを行う。詳細を説明できないのが、何とも歯がゆいが、結構楽しく会議ができた。さすがこの道のプロ…一言一言が重い。
駅ビルで靴を買う。 背広を着ても、普段着でも良いデザインで、一発購入。 あー…小春日和の良い日だ。
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