ぼんのう
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そろそろファミ通で緊急速報される某ゲームの商品説明用ムービー作成の為に、「ザ・マエストロムジーク」や「悪代官2」でお世話になったKさんのスタジオまで出向く。宣伝費など一時どーなるかと思っていたけど、Kさんのナイスな計らいで実行に移る。うう・・・本当にありがとうございます〜・・・。またムービー制作の準備として、伝説の漢・K2氏に色々準備をしてもらった・・・うう・・重ね重ねありがとねええ・・・。
早めにスタジオ入りしたかったのだけど、色々仕事が出てしまい、結局入れたのは夜9時頃。制作は順調に進められていて、ご両人に感謝の言葉を見つけ出すことができない。ここは一つ、我輩の熱い抱擁を捧げようと思っていたが、ふと、部屋の脇を見ると巨大なダンボール箱。
・・・あれ? Kさん。 まだ等身大残っているけど?
「とき○モ3」ヒロインの等身大フィギュア。 先回Kさんのスタジオに入った時、なんかこの仕事関係が入ったらしく、色々話し、その準備として、コ○ミから送られたとの事である。で、直ぐに回収するという話だったのだが、まだ残っている。 ・・・ 言いたくないけど、相変わらずだよなあの会社。
アリスソフト社がオリエント工業と提携して、ゲームキャラのドールを生産しているのは知っている。あのドールは完全ではないにしても、大変よく出来ている。と言うか、愛を感じる。着けている衣服にしても、髪の毛の質にしても、下着にしても、人間にも使える大変優れた品質のものなのだ。細かいところに、どれくらい真剣さがあるのか、重要だとつくづく思う。ビバ!オリエント工業! (久々に『煩悩日記』らしくなった。)
で。 考えてみたら、我輩はこのとき○モの最新等身大フィギュアなるものを、マジマジと調べたことがなかった。いや、一度調べようとしたのだが、コ○ミの社員に止められ、追い出されたことがあった。我輩が余程、ヘンタイじみていたのか?それとも我輩の煩悩眼の威力の前に、恐れおののいたのか?
よーし・・・箱を開けてみよう。K2もウキウキだ。
まるでエジプトのミイラの棺を開けるかのように、エアパッキをはがしていく。頭部が出てくる。次は全身が出てきた。
・・・ ・・・ ・・・ あるじよべい!(超怒)
・コスチュームはパリパリの生地で、裁縫技術は最低レベル。 ・下着(ブラもパンツも)極悪安物。今日日、100円ショップでもこんなモン、売らない。 ・中途半端な割れ目や乳頭を作るな!オールオアナッシング!大企業のメンツにこだわるなら、つけるな塗るな!やるのなら、しっかりと乳首まで形成し、性器もパンツの食い込みがしっかり浮き立つように作れ!それ以前に、安物の下着で、そのようなフェテシズムをかもし出すことはできない。
まだまだ書き足りないことが多すぎる!!!
ドレッドノート級の怒り爆発
・・・これら一連の動きは、深夜のスタジオで、三十路をとーに過ぎている男達の間で繰り広げられたものである。このような熱い議論が交わせるなんて、なんて素敵な国だ、日本は・・・。
その後、深夜から午前4時までずーっと制作を行う。K2氏がコンテやシナリオを切ってくれたお陰で、順調に進む。バック音楽に、NHK深夜帯で意味なく流れるアディムスの曲。この3人、アディムス好きでは共通していたりする。
仮眠をとる。シャワーを浴び、布団に入る。 寝過ごさないように気をつけよう。
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