ぼんのう
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2003年07月17日(木) 徹夜における暴走

そろそろファミ通で緊急速報される某ゲームの商品説明用ムービー作成の為に、「ザ・マエストロムジーク」や「悪代官2」でお世話になったKさんのスタジオまで出向く。宣伝費など一時どーなるかと思っていたけど、Kさんのナイスな計らいで実行に移る。うう・・・本当にありがとうございます〜・・・。またムービー制作の準備として、伝説の漢・K2氏に色々準備をしてもらった・・・うう・・重ね重ねありがとねええ・・・。

早めにスタジオ入りしたかったのだけど、色々仕事が出てしまい、結局入れたのは夜9時頃。制作は順調に進められていて、ご両人に感謝の言葉を見つけ出すことができない。ここは一つ、我輩の熱い抱擁を捧げようと思っていたが、ふと、部屋の脇を見ると巨大なダンボール箱。


・・・あれ?
Kさん。
まだ等身大残っているけど?

「とき○モ3」ヒロインの等身大フィギュア。
先回Kさんのスタジオに入った時、なんかこの仕事関係が入ったらしく、色々話し、その準備として、コ○ミから送られたとの事である。で、直ぐに回収するという話だったのだが、まだ残っている。
・・・
言いたくないけど、相変わらずだよなあの会社。

アリスソフト社がオリエント工業と提携して、ゲームキャラのドールを生産しているのは知っている。あのドールは完全ではないにしても、大変よく出来ている。と言うか、を感じる。着けている衣服にしても、髪の毛の質にしても、下着にしても、人間にも使える大変優れた品質のものなのだ。細かいところに、どれくらい真剣さがあるのか、重要だとつくづく思う。ビバ!オリエント工業!
(久々に『煩悩日記』らしくなった。)

で。
考えてみたら、我輩はこのとき○モの最新等身大フィギュアなるものを、マジマジと調べたことがなかった。いや、一度調べようとしたのだが、コ○ミの社員に止められ、追い出されたことがあった。我輩が余程、ヘンタイじみていたのか?それとも我輩の煩悩眼の威力の前に、恐れおののいたのか?

よーし・・・箱を開けてみよう。K2もウキウキだ。

まるでエジプトのミイラの棺を開けるかのように、エアパッキをはがしていく。頭部が出てくる。次は全身が出てきた。


・・・
・・・
・・・
あるじよべい!(超怒)

・コスチュームはパリパリの生地で、裁縫技術は最低レベル。
・下着(ブラもパンツも)極悪安物。今日日、100円ショップでもこんなモン、売らない。
・中途半端な割れ目や乳頭を作るな!オールオアナッシング!大企業のメンツにこだわるなら、つけるな塗るな!やるのなら、しっかりと乳首まで形成し、性器もパンツの食い込みがしっかり浮き立つように作れ!それ以前に、安物の下着で、そのようなフェテシズムをかもし出すことはできない。

まだまだ書き足りないことが多すぎる!!!

ドレッドノート級の怒り爆発



・・・これら一連の動きは、深夜のスタジオで、三十路をとーに過ぎている男達の間で繰り広げられたものである。このような熱い議論が交わせるなんて、なんて素敵な国だ、日本は・・・。


その後、深夜から午前4時までずーっと制作を行う。K2氏がコンテやシナリオを切ってくれたお陰で、順調に進む。バック音楽に、NHK深夜帯で意味なく流れるアディムスの曲。この3人、アディムス好きでは共通していたりする。

仮眠をとる。シャワーを浴び、布団に入る。
寝過ごさないように気をつけよう。


ANDY 山本 |HomePage

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